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公開：2025-04-04

monolystが商品情報管理システムを提供開始、AIによる紙カタログ自動解析で工具卸の転記作業を9割削減へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• monolystがAI活用の商品情報管理システムを提供開始
• 紙カタログから自動で商品マスタを作成可能に
• 工具卸の転記作業を9割削減する効果を実現

AIを活用した商品情報管理システムmonolystが工具卸業界のDXを加速

monolyst株式会社は工具卸の転記作業を効率化する商品情報管理システム「monolyst」を2025年4月2日より提供開始した。基幹システムの老朽化やIT人材不足に悩む工具卸業界において、AIによる紙カタログの自動解析機能により商品登録作業を9割削減することが可能になる。^[1]

monolystはスペック情報や商品画像を一元管理する機能に加え、シリーズ管理やカテゴリー管理などモノづくり産業特有の機能を実装している。商品マスタと連動したデジタルカタログを自動生成する機能により、詳細な条件での横断的な製品検索を実現することが可能になった。

2024年11月から提供されていたクローズドβ版は20社に導入され、通販事業やデジタルカタログ、web受注システムの商品情報充実を目指す企業から高い評価を得ている。正式版の提供開始後は2027年までに1,000社への導入を目標としており、工具・建材・自動車部品卸業界全体のDX推進に貢献するだろう。

monolystの主な機能まとめ

monolystの詳細はこちら

デジタルカタログについて

デジタルカタログとは、従来の紙カタログをデジタル化し、検索や閲覧を容易にした電子媒体のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 商品情報のデータベース化による高度な検索機能
• 画像やスペック情報の一元管理による効率的な更新
• 複数メーカーの製品を横断的に比較可能

工具卸業界では基幹システムで品番や価格は管理できているものの、通販やweb受注に必要なスペック情報や商品画像の管理が課題となっている。デジタルカタログの導入により、電話やFAXを介した従来の受注業務から脱却し、より効率的な業務フローを実現することが期待できる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「工具卸の転記作業をなくす商品情報管理システム「monolyst」提供開始 | monolyst株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000158964.html, (参照 25-04-04).
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