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公開：2025-04-07

コトバンクが英語音読クラウドにAIパフォーマンス機能を追加、教員の負担軽減とスピーキング指導の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• コトバンクが英語音読クラウド「リピートーク」にAI機能を追加
• AIによる自動出題・評価で教員の負担を軽減
• スピーキング・ライティング指導を効果的にサポート

コトバンクが英語教育向けAIパフォーマンス機能を提供開始

コトバンク株式会社は英語音読クラウド「リピートーク」に新機能「AIパフォーマンス（β版）」を2025年4月より提供開始することを発表した。従来の音読学習に加え、AI技術を活用してスピーキングやライティングの評価を自動化し、教師の負担を軽減しながら生徒の学習を促進する機能となっている。^[1]

従来の英語指導において多くの教員が抱えていた均一な課題配布や評価の難しさ、個別対応時間の不足といった課題に対し、AIによる自動出題と評価機能を実装することで解決を図っている。特にスピーキング試験におけるネイティブ教員不足や採点負担の問題に対して、従来のART（Assistant Remote Teacher）などの外部サービスよりも効率的な方法を提供するだろう。

新機能では3種類のパフォーマンス課題（スピーキング・発表練習・外部試験対策）を簡単に作成でき、従来のオンライン英会話の1/10～1/2のコストで英会話レッスンを提供することが可能となっている。また2025年5月以降には、指定されたトピックに対するエッセイ執筆やAIによる文法・構成・表現の自動フィードバック機能もリリースされる予定だ。

AIパフォーマンス機能の特徴まとめ

AIパフォーマンス機能の詳細はこちら

CEFRについて

CEFRとは「Common European Framework of Reference for Languages（ヨーロッパ言語共通参照枠）」の略称で、言語運用能力を評価するための国際標準規格のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 6段階のレベル分けによる言語能力の明確な評価基準
• 実践的なコミュニケーション能力の測定
• 国際的に広く認知された評価システム

リピートークのAIパフォーマンス機能では、CEFRに基づいた実践的な課題を取り入れることで、従来の筆記試験では測定しにくかった話す力を適切に評価することが可能となっている。生徒は学習した文法や語彙を実際に活用し、即座にアウトプットする力を効果的に鍛えることができるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「コトバンク、英語音読クラウド「リピートーク」に「AIパフォーマンス(β版)」機能を追加、2025年4月より提供開始 | コトバンク株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000012581.html, (参照 25-04-07).
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