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公開：2025-04-09

LayerXがAIエージェント事業に参入、2025年春からAI-BPOサービスで請求書受領業務の自動化を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• LayerXがAIエージェント事業に参入表明
• 2025年春から請求書受領代行のAI-BPOサービスを開始
• AI技術で業務の完全自動運転化を目指す

LayerXがAIエージェント事業へ参入、請求書受領業務のAI化を推進

株式会社LayerXは2025年4月7日、新たにAIエージェント事業への参入を発表し、2025年春を目処に請求書受領業務などをAIエージェントが代行する「AI-BPOサービス」の提供を開始することを明らかにした。LayerXはAI-SaaS「バクラク」事業やAI・LLM事業の運営で培った知見とAI技術への深い理解を活かし、人とAIが協働する世界の実現を目指している。^[1]

LayerXはCEO直下に専門部署を新設し、AIエージェント技術を活用したAI-BPOサービスの開発・提供を進めていく方針だ。バクラクとの連携により、これまで主に人が担ってきた請求書受領業務などの業務プロセスにAIエージェントを組み込み、人とAIが協働する新たな業務フローを構築することで、業務効率の大幅な向上を実現する。

同社は2025年度内に複数のAI-BPOサービスをリリースする予定で、将来的には業務の完全自動運転化を目指している。システムが自律的に業務を遂行するレベル3から、特定の業務領域において人間の介入なしにAIが完全に自律して業務を遂行するレベル4の実現を目指し、最終的には業務の完全自動運転化というレベル5の世界を実現する構想を掲げている。

AIエージェント事業の概要

AI-BPOサービスについて

AI-BPOサービスとは、人工知能技術を活用してビジネスプロセスアウトソーシング（BPO）を実現するサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• AIエージェントによる業務プロセスの自動化
• 人とAIの協働による新たな業務フローの構築
• 特定業務領域における完全自律型の業務遂行

LayerXが提供するAI-BPOサービスは、まず請求書受領業務からスタートし、バクラクとの連携により効率的な業務プロセスを実現する。2025年度内には複数のサービスがリリースされ、業務の自動運転化に向けた取り組みが本格化することが期待されている。

LayerXのAIエージェント事業に関する考察

LayerXのAIエージェント事業への参入は、企業の業務効率化における新たなマイルストーンとなる可能性を秘めている。AIエージェントによる請求書受領業務の自動化は、人的リソースの最適化と業務プロセスの標準化を促進し、企業の生産性向上に大きく貢献することが期待できるだろう。

一方で、AIエージェントの導入には従来の業務フローの見直しや社内体制の整備が必要となり、企業側の受け入れ態勢の構築が課題となる可能性がある。特にレベル3からレベル4への移行期には、人間とAIの役割分担や責任範囲の明確化が重要になってくるだろう。

今後はAIエージェントの学習能力や判断精度の向上が期待される一方で、セキュリティやコンプライアンスへの対応も重要な課題となる。LayerXには技術革新とリスク管理の両立を図りながら、業務の完全自動運転化という目標に向けて着実に歩を進めることが求められているのだ。

参考サイト

1. ^ 株式会社LayerX. 「LayerX、AIエージェント事業を開始。AIを活用して、業務の「完全自動運転」を目指す」. https://layerx.co.jp/news/20250407/, (参照 25-04-09).
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