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SECURITY

公開：2025-04-12

AkamaiがApp & API Protector Hybridを発表、マルチクラウド環境のセキュリティ管理が効率化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• AkamaiがApp & API Protector Hybridを発表
• 多様な環境でのWAF保護を標準化し一元管理を実現
• マルチクラウドとオンプレミス環境の統合セキュリティを提供

Akamaiの新セキュリティソリューションApp & API Protector Hybrid

Akamai Technologiesは2025年4月10日、マルチクラウドやオンプレミス、CDNなど多様な環境向けのアプリケーションとAPIを一貫して保護するApp & API Protector Hybridを発表した。このソリューションはWAF機能を拡張し、様々な環境のアプリケーションとAPIに対して統合されたセキュリティを提供することが可能となった。^[1]

App & API Protector Hybridは組織のセキュリティ管理を効率化し、エッジ環境と非エッジ環境のセキュリティ運用負荷を大幅に軽減することを実現している。DevOpsチームは本ソリューションを活用することで、マルチクラウドとオンプレミス環境全体でセキュリティを安全にかつシームレスに展開できるようになった。

このソリューションの導入により、アプリケーション、API、マイクロサービス、ワークロードを高度な脅威から包括的に保護することが可能となっている。さらに優れた回復力とスケーラビリティを備えたセキュリティ管理を実現し、アプリケーションやデータ、APIの所在に関わらず一貫した保護を提供することが可能だ。

App & API Protector Hybridの機能まとめ

WAFについて

WAFとは「Web Application Firewall」の略称で、Webアプリケーションに対する攻撃を検知・防御するためのセキュリティ製品のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃を防御
• HTTPトラフィックを監視し不正なリクエストをブロック
• アプリケーション層レベルでのセキュリティ保護を提供

WAFはWebアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃から保護するための重要なセキュリティ対策として位置づけられている。App & API Protector Hybridは従来のWAF機能を拡張し、マルチクラウドやオンプレミス環境など多様な環境に対応した統合的なセキュリティソリューションとして進化を遂げた。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Akamai、App & API Protector Hybrid を発表、WAF 防御を拡大 | アカマイ・テクノロジーズ合同会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000244.000031697.html, (参照 25-04-12).
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