エーピーコミュニケーションズがKubernetes on Microsoft Azure Specializationを取得、AIアプリケーション開発の効率化へ前進

PR TIMES より
スポンサーリンク
記事の要約
- エーピーコミュニケーションズがKubernetes Specializationを取得
- AIアプリ開発の効率化に向けたプラットフォームエンジニアリングを提供
- 開発者ポータルPlaTTシリーズでKubernetes環境を統合管理
スポンサーリンク
マイクロソフトの最上位パートナー認定資格取得によるAI開発基盤の強化
エーピーコミュニケーションズは2025年4月23日、マイクロソフトの最上位パートナー認定資格である「Kubernetes on Microsoft Azure」Specializationを取得したことを発表した。この認定資格は第三者機関による厳正な審査を経て、Azure上でのKubernetes環境の管理における深い知識と豊富な経験を有するパートナーにのみ与えられるものである。[1]
プラットフォームエンジニアリング推進支援サービスでは、Azure Kubernetes Serviceを共通基盤として活用し、CI/CDや監視、セキュリティなどの開発に必要なエコシステムを標準化・統合・自動化することで、開発者が本来のアプリケーション開発に集中できる環境を構築している。マイクロサービスやAIエージェントに代表されるスケーラブルなアプリケーションの実行基盤として、Kubernetesを中核技術に位置付けている。
開発者ポータル「PlaTT」シリーズでは、BackstageにAIを組み合わせたマネージドサービスを提供し、Azure Kubernetes Service上で稼働する多数のマイクロサービスやAPIを一元管理・可視化することを実現している。開発環境やライブラリのゴールデンパスを提供することで、自律型の開発組織を育成し開発生産性の向上に貢献することが可能となっている。
Kubernetes Specializationの取得要件まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
前提条件 | Digital & App Innovation (Azure)とData & AI (Azure)のソリューションパートナー認定 |
必要な専門性 | コンテナーを使用したクラウドでの運用ワークロード管理 |
取得済み認定 | DevOps with GitHub on Microsoft Azure (2023年7月) |
提供サービス | プラットフォームエンジニアリング推進支援、PlaTTシリーズ |
スポンサーリンク
Platform Engineeringについて
Platform Engineeringとは、開発に必要なエコシステムやプロセスを標準化・統合・自動化する技術基盤の構築アプローチのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- CI/CD、監視、セキュリティなどの開発環境の統合
- 開発者が本来の開発業務に集中できる環境の提供
- マイクロサービスやAIエージェントの実行基盤の最適化
Platform Engineeringの実践においては、Azure Kubernetes Serviceを共通基盤として活用することで、開発プロセスの標準化と自動化を実現している。特にAIアプリケーション開発では、複数のAIエージェントが連携する分散環境の構築が重要となるため、Kubernetesを中核としたエコシステムの活用が不可欠となっている。
Kubernetes Specializationに関する考察
Kubernetes Specialization取得は、エンタープライズ企業のDX内製化を推進する上で重要な意味を持っている。特に生成AIの時代において、複数のAIエージェントが連携する分散環境の構築が必要となるため、Kubernetesの専門性を持つパートナーの存在価値は今後さらに高まっていくだろう。
一方で、Platform Engineeringの導入には組織全体での取り組みが必要となり、既存の開発プロセスからの移行には慎重な計画が求められる。セキュリティやガバナンスを確保しながら、いかに効率的なAIエージェント開発環境を構築できるかが、今後の大きな課題となっていくはずだ。
Kubernetesを中心としたクラウドネイティブ技術の発展は、企業のデジタル競争力を左右する重要な要素となっている。DaprなどのエコシステムとKubernetesを組み合わせることで、より柔軟で堅牢なAIアプリケーション基盤を実現できる可能性が広がっているのだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「エーピーコミュニケーションズ、マイクロソフトの最上位パートナー認定資格「Kubernetes on Microsoft Azure」Specializationを取得 | 株式会社エーピーコミュニケーションズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000002508.html, (参照 25-04-24). 4567
- Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
- ジャストシステムがJUST.DB最新版を発表、AI-OCR対応で手書き帳票のデジタル化システム構築が可能に
- 富士通と理研が世界最大級の256量子ビット超伝導量子コンピュータを開発、国産4号機として理研和光地区に実機を公開
- ダイキンと日立が設備故障診断AIエージェントの試験運用を開始、10秒以内で90%以上の精度を実現し工場の保全技術を革新
- SCSKがPROACTIVEにGeminiとLookerを活用したAIダッシュボードを実装、経営判断の高度化と業務効率化を実現へ
- primeNumberがTROCCO Enterprise Offeringを発表、エンタープライズ向けデータ分析支援ソリューションの提供開始へ
- NTTテクノクロスがPCセキュリティツールmietenを強化、社外PCのリアルタイム点検機能を追加し4月23日から提供開始
- キヤノンITSがFOREMAST Ver.3.4を発表、AIモデル自動選択機能で需要予測の精度が向上
- CACがPriv Techと協業しサイバーセキュリティ事業を拡充、バグバウンティプラットフォームと連携したトリアージサービスを開始
- 内田洋行ITソリューションズがAI-OCR搭載の文書データ化サービスUC+スキャンを提供開始、業務効率化を実現
- GoogleがClassroomの学生グループ機能を強化、教師の学習管理効率が大幅に向上へ
スポンサーリンク