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公開：2025-04-26

みずほ銀行とGMOイプシロンが企業間決済プラットフォームM's PayBridgeを開始、業務効率化と決済の融合を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• みずほ銀行とGMOイプシロンが企業間決済プラットフォーム「M's PayBridge」を開始
• fincode byGMOを活用した請求・資金回収の管理機能を実装
• freeeとの連携で請求書発行時の決済手段が拡充予定

みずほ銀行とGMOイプシロンによる企業間決済プラットフォームの提供開始

みずほ銀行とGMOイプシロンは2025年4月24日、企業間決済プラットフォーム「M's PayBridge」の取扱を開始した。両社は2024年10月に締結した業務提携契約に基づき、みずほ銀行の金融領域における知見やサービス基盤とGMOイプシロンのオンライン決済インフラ「fincode byGMO」を組み合わせることで、業務効率化サービスと決済サービスをシームレスに結びつけるプラットフォームを実現している。^[1]

請求企業向けの特長として、クレジットカード決済や銀行振込などの多様な決済手段を組み合わせた請求が可能となり、請求データと入金データの自動消込機能も実装された。開発工数を抑えた短期間での導入を実現し、1つのインターフェースで各種決済手段との接続ができるクイックスタート機能も備えている。

2025年秋頃をめどに、約56万の事業所をユーザーとして抱えるfreeeとの相互連携を行うことで合意している。この連携により、freeeが提供する「freee請求書」等のサービスで請求書を発行する際に、銀行振込だけでなくクレジットカード決済や口座振替等が選択できるようになる予定だ。

M's PayBridgeの機能まとめ

企業間決済プラットフォームについて

企業間決済プラットフォームとは、企業間の決済取引を効率化するためのシステム基盤のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 複数の決済手段を一元管理できるインターフェースを提供
• 請求から入金までの業務プロセスを自動化
• 外部サービスとの連携による業務効率化を実現

M's PayBridgeでは、従来の銀行振込に加えてクレジットカード決済やバーチャル口座による決済など、多様な決済手段を組み合わせた請求が可能となっている。また、請求データと入金データの自動消込機能により、経理業務の効率化にも貢献することが期待されている。

M's PayBridgeに関する考察

M's PayBridgeの提供開始により、企業間決済における業務効率化と利便性向上が期待できる。特に請求データと入金データの自動消込機能は、経理部門の業務負荷軽減に大きく貢献するだろう。一方で、導入企業が増加した際のシステム安定性やセキュリティ対策が重要な課題となる可能性がある。

今後は API連携の拡充やブロックチェーン技術の活用など、新たな技術を取り入れた機能強化が期待される。特にfreeeとの連携を皮切りに、さまざまな業務効率化サービスとの連携が広がることで、企業のDXを加速させる基盤となる可能性を秘めている。

M's PayBridgeを通じて蓄積されるデータを活用した新たな金融サービスの創出も期待される。企業の決済データをAIで分析することで、融資や与信判断などの高度な金融サービスへの展開も視野に入れることができるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「企業間決済プラットフォーム「M's PayBridge」の取扱開始について【GMOイプシロン】 | GMOインターネットグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004828.000000136.html, (参照 25-04-26).
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