DX

ディーエックス

公開：2025-04-30

スタジオスポビーがSPOBYの地産地消機能を福岡市で開始、CO₂削減量の可視化で脱炭素を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SPOBYの地産地消機能を福岡市で先行導入開始
• 食品購入時のCO₂削減量を自動計測し可視化
• 2025年4月28日より福岡市民向けにリリース

SPOBYによる脱炭素行動変容アプリの新機能展開

株式会社スタジオスポビーは脱炭素行動変容アプリ「SPOBY」において、地域で生産された食品を消費することで削減されたCO₂量を数値化・可視化できる地産地消機能を2025年4月28日にリリースした。福岡市が掲げる2040年度温室効果ガス排出量実質ゼロの目標に向けた取り組みの一環として提供される機能だ。^[1]

アプリ内のカメラで生鮮食品とパッケージや食品表示ラベルを撮影することで、県内産であるかを判定し輸送過程で抑制されたCO₂量をグラム単位で数値化する仕組みを実装している。購入商品が地元産であることが確認された場合には脱炭素ポイントが付与され、特典と交換することが可能となっている。

脱炭素エキデン福岡プロジェクトは2025年3月より開始されており、市民や企業の従業員がSPOBYを活用しながら日常生活における脱炭素アクションを地域全体で実践していく取り組みとなっている。大阪府や兵庫県での実施実績を活かし、今後は愛知県や京都府など他地域への展開も予定されている。

SPOBYの地産地消機能まとめ

脱炭素エキデン福岡の詳細はこちら

地産地消について

地産地消とは、地域で生産されたものを地域内で消費するという考え方であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 地域外からの輸送距離削減による環境負荷低減
• 地域の農業や産業の支援による経済活性化
• 地域内での利益循環による持続可能な仕組みの構築

福岡市における地産地消の推進は、2040年度温室効果ガス排出量実質ゼロという目標達成に向けた重要な取り組みの一つとなっている。SPOBYアプリによって地産地消がもたらすCO₂削減効果を可視化することで、市民一人ひとりの環境配慮行動を促進し、持続可能な社会の実現に貢献することが期待されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「福岡市で先行導入/エコライフアプリ「SPOBY」地産地消による脱炭素計測機能の提供開始 | 株式会社スタジオスポビーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000031367.html, (参照 25-04-30).
2488

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧