MicrosoftがAzure Developer CLI 1.15.0をリリース、CI/CDパイプライン自動生成機能とApp Serviceサポートで開発効率が向上
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記事の要約
- Azure Developer CLI バージョン1.15.0が2025年5月にリリース
- CIパイプライン生成機能とAzure App Serviceのサポートを追加
- 19件の新しいテンプレートを公開
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Azure Developer CLI 1.15.0の新機能が開発者の生産性を向上
Microsoftは開発者向けツールのAzure Developer CLI(azd)バージョン1.15.0を2025年5月7日にリリースした。今回のアップデートではCI定義の自動生成機能が追加され、GitHub Actionsワークフローの作成が容易になったほか、Node.jsとPythonアプリケーションのAzure App Serviceへのデプロイがサポートされるようになった。[1]
新機能のComposabilityモードでは、複数のサービス間の依存関係を理解したCI/CDパイプラインを自動生成することが可能になり、マルチサービスアプリケーションのデプロイが効率化された。この機能はazd pipeline configコマンドを使用することで、composed projectに対して適用することができるようになっている。
また今回のリリースでは、Remote MCP ServersやAzure Functions MCP Server、AIチャットUIスターターなど、19件の新しいテンプレートが追加された。これらのテンプレートによって、開発者は様々なユースケースに対応したアプリケーションの開発をより迅速に開始できるようになっている。
Azure Developer CLI 1.15.0の新機能まとめ
機能 | 詳細 |
---|---|
リリース日 | 2025年5月7日 |
バージョン | 1.15.0 |
主な新機能 | CI定義の自動生成、Azure App Service(Node.js/Python)サポート |
新規テンプレート | 19件(Remote MCP Servers、Azure Functions MCP Server等) |
対応プラットフォーム | Windows、Linux、macOS |
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CI/CDパイプラインについて
CI/CDパイプラインとは、ソフトウェア開発における継続的インテグレーション(CI)と継続的デリバリー(CD)を自動化するためのツールチェーンのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- コードの変更を自動的に検出し、ビルドとテストを実行
- 複数の開発者による変更を統合し、品質を維持
- 本番環境へのデプロイを自動化し、リリースを効率化
Azure Developer CLIの新機能では、複数のサービスで構成されるアプリケーションのCI/CDパイプラインを自動生成することが可能になった。従来は手動で設定する必要があった依存関係の管理やデプロイ順序の制御が自動化され、開発者の作業効率が大幅に向上している。
Azure Developer CLI 1.15.0に関する考察
Azure Developer CLIの新機能は、マイクロサービスアーキテクチャの採用が進む現代のクラウド開発において重要な進歩といえる。特にCI/CDパイプラインの自動生成機能は、複雑な依存関係を持つアプリケーションの開発において、人為的なミスを減らし開発サイクルを加速させる効果が期待できるだろう。
今後の課題として、異なるクラウドプロバイダー間での相互運用性の確保が挙げられる。マルチクラウド環境での開発がより一般的になる中、Azure以外のクラウドサービスとの連携機能の拡充が求められている。この課題に対しては、標準的なインターフェースの採用やクロスプラットフォームツールとの統合が解決策となり得るだろう。
将来的には、機械学習モデルの自動デプロイやセキュリティ設定の自動化など、より高度な機能の追加が期待される。特にAIやセキュリティの分野では、開発者の負担を軽減しつつ、品質と安全性を確保する機能が重要になってくるはずだ。
参考サイト
- ^ Microsoft Visual Studio. 「Azure Developer CLI (azd) – May 2025」. https://devblogs.microsoft.com/azure-sdk/azure-developer-cli-azd-may-2025/, (参照 25-05-09). 4756
- Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
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