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公開：2025-05-17

味の素、医療施設向け栄養指導支援サイトReTabellをASPサービスとして開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 味の素株式会社が医療施設・企業向けASP事業を開始
• 摂食の悩みに対応した「ReTabell」サイトを刷新
• 栄養指導・食事相談支援サイトとしてリニューアル

味の素株式会社、医療施設・企業向けASP事業開始

味の素株式会社は2025年5月16日、摂食の悩みに対応した「ReTabell(リタベル)」サイトを刷新し、医療施設・企業向けASP事業を開始した。これは第一三共株式会社との協業により展開していたAI搭載献立支援サイトをリニューアルしたもので、栄養指導・食事相談支援サイトとして進化したのだ。

国内には摂食の悩みを抱える生活者が数百万人いると推定されている。味の素株式会社は2023年10月にリタベルを立ち上げ、第一三共社との協業を開始し、医療従事者からのフィードバックを踏まえ、今回のリニューアルに至った。リタベルのコンテンツは、導入企業・施設のWebサイトやアプリを経由して無料で利用可能だ。

法人プラン（有料）では、自施設のWebサイトからの利用、NFCカードオプションによるタッチアクセス、リタベル公式サイトへの掲載によるPR効果という3つのメリットが提供される。ASP事業の特性とAJINOMOTO PARKのデジタル資産を活用した差別化・ブランディング施策を簡便・迅速に法人導入することが可能である。

ReTabell(リタベル)サービス概要

ReTabell公式サイト

ASPについて

ASPとはApplication Service Providerの略で、ソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスだ。ユーザーはソフトウェアのインストールや更新の手間なく利用でき、管理負担を軽減できる。

• 導入・運用コストの削減
• 最新機能の自動更新
• 専門知識不要な手軽な利用

ReTabellはASPモデルを採用することで、医療施設や企業は手軽に栄養指導・食事相談支援サービスを導入できるようになっている。

ReTabell(リタベル)に関する考察

ReTabellのリニューアルは、摂食に関する悩みを抱える患者へのサポート体制強化に大きく貢献するだろう。無料プランと有料プランの提供により、規模や予算に関わらず多くの医療機関が導入しやすくなっている点が評価できる。しかし、システムの安定性やセキュリティ対策の強化、利用者からのフィードバックを迅速に反映する体制づくりが重要となるだろう。

今後、AIを活用したパーソナライズされた栄養指導機能の追加や、多言語対応によるグローバル展開なども期待できる。また、他の医療関連サービスとの連携強化も、更なる利便性向上につながるだろう。これらの課題と展望を踏まえ、ReTabellが医療現場における食と健康の課題解決に貢献していくことを期待したい。

さらに、利用者からのフィードバックを積極的に収集し、サービスの改善に繋げていくことが重要だ。継続的なアップデートと機能追加によって、より多くの患者や医療従事者にとって使いやすいサービスへと進化していくことを期待している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「味の素（株）、医療施設・企業向けASP事業を開始 | 味の素株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000242.000059753.html, (参照 25-05-17).
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