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公開：2025-05-20

フジテックス、自律型ホイール搬送ロボットをTechrum Hubで展示開始、物流DX推進に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• フジテックスが自律型ホイール搬送ロボットを展示
• Techrum Hubに出展開始、搬送自動化を体感可能
• 人手不足解消、生産性向上に貢献

フジテックスの自律型ホイール搬送ロボット展示開始

株式会社フジテックスは2025年5月19日、物流DX推進プログラム「Techrum」の展示施設「Techrum Hub」に出展を開始した。同社は、製造業・物流業界における搬送の課題を解決する「自律型ホイール搬送ロボット」を展示しているのだ。

このロボットは、既存の台車やラックにAMRを付け替えるだけで自動搬送を実現する。これにより、搬送に伴う労働負担の軽減、生産性の向上、人件費の抑制に貢献できるという。実際に稼働する様子を見学することで、生産性拡大の効果を実感できるようになっている。

人手不足が深刻化する製造業や物流業界において、自動化・省人化、DXによる競争力強化が不可欠となっている。搬送業務は自動化が比較的容易な一方、自社オペレーションとの不適合などの課題から自動化を見送るケースもあった。フジテックスは、既存設備を活用した容易な導入を可能にすることで、これらの課題解決に貢献することを目指しているのだ。

Techrum Hubは、30社以上の企業と60以上のソリューションが集まるオープンイノベーション拠点である。様々な物流DXソリューションを体感できる環境を提供している。

展示概要とTechrum Hub

製品詳細

自律型ホイールAMRについて

自律型ホイールAMRは、既存の台車やラックのホイールを交換するだけで自動搬送を実現するシステムだ。高度な安全機能が実装されており、人との協働も可能となっている。

• 既存設備の活用による容易な導入
• 搬送作業の自動化による省人化
• 柔軟な対応力と高い安全性

予備ホイールを用意することで、メンテナンスも容易に行える。導入スピードも速く、迅速な自動化を実現できる点が大きなメリットだ。

フジテックスと今後の展望

フジテックスは、倉庫や工場における様々な課題に対し、最適なサービス・製品・情報を提供している企業だ。物流業界における人手不足やDX化のニーズの高まりを受け、本ロボットの提供を通じて、顧客の利益最大化に貢献していくことを目指している。

今回のTechrum Hubへの出展は、同社の技術力とソリューションを広く知らしめる絶好の機会となるだろう。今後の更なる技術開発と市場開拓により、物流業界のDX化を加速させる役割を担うことが期待される。

本ロボットの普及によって、人手不足問題の緩和や生産性向上に大きく貢献し、日本の物流業界全体の競争力強化に繋がる可能性がある。更なる機能拡張や他システムとの連携強化なども期待されるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「物流DX体感施設「Techrum Hub」に参画。搬送の課題を解決する自律型ホイールロボットを展示 | 株式会社フジテックスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000007615.html, (参照 25-05-20).
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