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公開：2025-05-20

株式会社aba、排泄センサーHelppad２でTAKANAWA PITCHにてダブル受賞

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• abaがTAKANAWA PITCHで2つの賞を受賞
• 排泄センサー「Helppad２」が高く評価された
• 高輪地球益ファンドからの出資検討やPHD Lab.からのサポートが決定

株式会社abaがTAKANAWA PITCHにてダブル受賞

株式会社abaは2025年5月19日、JR東日本主催のピッチコンテスト「TAKANAWA PITCH」において「TAKANAWA FUND賞」と「PHD Lab.賞」の2つの賞を受賞したと発表した。これは、同社が開発した介護施設向け排泄センサー「Helppad２」の革新的な技術と、介護領域における課題解決への取り組み姿勢が高く評価された結果である。

「TAKANAWA PITCH」は、環境・モビリティ・ヘルスケアの3つのテーマに沿って社会課題解決に資する技術・サービスを持つスタートアップを対象としたコンテストだ。100社を超える応募の中から選ばれたファイナリスト9社がピッチを行い、abaはその中で2つの賞を受賞するという快挙を成し遂げたのだ。

「TAKANAWA FUND賞」は、高輪地球益ファンドによる出資検討が特典として付与される賞であり、「PHD Lab.賞」は、東京大学の研究者からのアドバイスやサポートが提供される賞である。これらの受賞は、abaの技術力と社会貢献への姿勢を改めて示すものと言えるだろう。

受賞内容とHelppad２の詳細

プレスリリース

排泄センサーHelppad２について

Helppad２は、介護する人・される人の双方の負担軽減を目的として開発された、施設向けの排泄センサーである。ベッドに敷いたシート状の製品が排泄のにおいを検知し、おむつ交換のタイミングを介護者に通知する点が最大の特徴だ。

• 排泄リズムに合わせた交換が可能
• 排泄物との長時間接触軽減
• 業務負担の軽減に貢献

現在、全国30以上の都道府県で導入されており、累計出荷台数は1,000台を超えている。

abaのHelppad２に関する考察

Helppad２は介護現場の負担軽減に大きく貢献する優れた製品であり、今回の受賞は同社の技術力と社会貢献への姿勢を証明するものだ。しかし、導入コストや施設側のシステムとの連携といった課題も存在する可能性がある。

今後、導入コストの削減や、様々な介護システムとのシームレスな連携を実現することで、より多くの施設への導入が期待できるだろう。さらに、AIを活用したより精度の高い排泄予測機能や、利用者の状態を把握できる機能の追加なども考えられる。

abaには、Helppad２の更なる進化と普及を通じて、介護現場の課題解決に貢献し続けてほしいと期待している。高齢化社会における重要な技術として、更なる発展を遂げることを願っているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「aba、TAKANAWA PITCHにて「TAKANAWA FUND賞」および「PHD Lab.賞」をダブル受賞 | 株式会社abaのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000044112.html, (参照 25-05-20).
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