ブロックチェーン

BLOCKCHAIN

公開：2024-12-05

HashPortが関西経済界3団体に加入し大阪支社の新体制を発足、Web3技術で関西のデジタル化を加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• HashPortが関西経済界3団体への入会を発表
• 大阪支社の新体制発足で地域連携を強化
• EXPO 2025デジタルウォレットのサービス提供を推進

HashPortが関西経済界3団体への加入と大阪支社新体制を発表

株式会社HashPortは2024年12月3日、関西経済連合会、大阪商工会議所、関西経済同友会の関西経済界3団体への入会を発表した。HashPortは「まだ見ぬ価値を暮らしの中へ」をミッションに掲げ、2023年10月から大阪・関西万博の協賛企業として「EXPO 2025デジタルウォレット」サービスの提供を開始している。^[1]

HashPortは大阪・関西万博に向けて57の協賛・協力企業および自治体や各パビリオンとの連携を進めており、イベントへの参加や事業連携先施設への訪問履歴のデジタル証明、飲食店で利用可能なクーポンなどの限定SBT・NFTを発行している。Web3技術を活用した新たな顧客体験の提供と機運醸成に注力するだろう。

2024年4月に設立された大阪支社では12月より、大阪支社長の宮田健佑が執行役員営業統括大阪・関西万博関連担当として万博関連業務の責任者を務め、中山貴人が新たに大阪支社長に就任することになった。新体制によってWeb3のマスアダプションと関西地域の発展への貢献が期待される。

HashPortの組織体制まとめ

Web3について

Web3とは、ブロックチェーン技術を基盤とした次世代のインターネットのことを指している。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 分散型で管理され、特定の企業や組織に依存しない
• デジタル資産の所有権を証明可能
• ユーザー主導のデータ管理が実現可能

HashPortが提供するEXPO 2025デジタルウォレットは、Web3技術を活用してデジタル証明やNFTの発行を可能にするサービスである。万博での活用を通じて、Web3技術の社会実装と新たな顧客体験の創出を目指している。

HashPortの関西進出に関する考察

HashPortの関西経済界3団体への加入は、大阪・関西万博を通じたWeb3技術の普及において重要な転換点となる可能性が高い。特に57の協賛・協力企業および自治体との連携は、デジタルウォレットの実用性を高め、一般ユーザーへの普及を加速させる要因となるだろう。

一方で、Web3技術の社会実装には、セキュリティやユーザビリティの面でまだ課題が残されている。特にデジタルウォレットの利用には専門的な知識が必要となる場合があり、一般ユーザーへの普及には丁寧な啓蒙活動と使いやすいインターフェースの開発が不可欠である。

大阪支社の新体制発足により、関西地域でのビジネス展開が本格化することが期待される。Web3技術を活用した新しいサービスの開発や、地域企業とのさらなる連携強化によって、関西経済のデジタル化が加速するはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「HashPort、関西経済界の3団体に入会し地域連携を強化＆大阪支社新体制発足〜デジタルイノベーションで関西経済の発展をサポート〜 | 株式会社HashPortのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000046288.html, (参照 24-12-05).

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