プログラミング

PROGRAMMING

公開：2024-12-06

Ruby biz Grand prix 2024でITANDI BBとTimeeが大賞受賞、Rubyによるビジネスイノベーションが加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Ruby biz Grand prix 2024で2社が大賞を受賞
• イタンジとタイミーが不動産とスキマバイトで革新
• 特別賞3社とデジコミ賞2社、クリエイティブ賞2社も表彰

Ruby biz Grand prix 2024の表彰式が松江テルサで開催

Ruby biz グランプリ実行委員会は、プログラミング言語Rubyを活用したビジネスサービスを表彰する『Ruby biz Grand prix 2024』の表彰式を2024年12月4日に松江テルサで開催した。第10回目となる今回は、21の応募事例の中から大賞2点、特別賞3点、デジタルコミュニケーション賞2点、クリエイティブ賞2点が選出されている。^[1]

イタンジ株式会社の「ITANDI BBおよびITANDI BB+」は、賃貸物件の検索から契約まで一気通貫で管理できる不動産業界向けSaaSとして首都圏の賃貸仲介会社の95%に導入されている。株式会社タイミーの「Timee」は、働きたい時間と働いてほしい時間をマッチングするスキマバイトサービスとして労働市場に革新をもたらしている。

特別賞には株式会社IVRyの音声AI SaaS「IVRy」、株式会社SmartHRの人事労務ソフト「SmartHR」、株式会社バイタルリードの「AIオンデマンド配車システム TAKUZO」が選ばれた。デジタルコミュニケーション賞とクリエイティブ賞にも革新的なサービスが選出されている。

Ruby biz Grand prix 2024受賞サービスまとめ

Ruby biz Grand prixの詳細はこちら

SaaSについて

SaaSとは、Software as a Serviceの略称で、インターネットを通じてソフトウェアを提供するサービス形態を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• インターネット経由でソフトウェアを利用可能
• 導入や運用コストの削減が実現可能
• スケーラブルな利用と柔軟なカスタマイズが可能

今回のRuby biz Grand prix 2024では、ITANDIやIVRyなど多くのSaaSプロダクトが受賞している。不動産業界向けから音声AI、人事労務管理まで幅広い分野でRubyを活用したSaaSサービスが展開され、各業界のデジタルトランスフォーメーションを加速している。

Ruby biz Grand prix 2024に関する考察

今回のRuby biz Grand prix 2024では、不動産業界やスキマバイト、音声AI、人事労務など幅広い分野でRubyを活用したサービスが登場している。特に首都圏の賃貸仲介会社の95%に導入されているITANDI BBの事例は、Rubyによって業界全体のデジタル化が加速している証左となっているだろう。

今後の課題として、Rubyによるサービス開発のさらなる普及と、開発者人材の確保が挙げられる。フィヨルドブートキャンプのような教育サービスの充実により、Rubyエコシステムの持続的な発展が期待できる。システムの安定性や性能面での継続的な改善も重要な課題となるはずだ。

将来的には、AIやIoTとの連携によってRubyを活用したサービスの可能性がさらに広がることが予想される。特にAIオンデマンド配車システムTAKUZOのような事例は、地方における交通課題の解決に向けた新たなモデルケースとなり得るだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「『Ruby biz Grand prix 2024』「ITANDI BB および ITANDI BB+」と「Timee（タイミー）」が大賞を受賞！ | Ruby biz グランプリ実行委員会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000016862.html, (参照 24-12-06).

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