SocioFutureが富山県内3地方銀行に預貯金等照会デジタル化ソリューションDAISを導入、業務効率化とセキュリティ強化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

SocioFuture株式会社は2024年9月より富山銀行に預貯金等照会デジタル化ソリューションDAISを導入し、富山県内の地方銀行3行全てでの導入が完了した。本サービスは2020年から富山県の銀行での運用が始まり、紙の様式を用いた預貯金等照会による事務負担の軽減に貢献してきたのだ。^[1]

DAISの導入により行政機関から金融機関への預貯金等照会および金融機関の受付・回答業務がデジタル化され、業務効率化が実現されることとなった。書類の保管管理や郵送コストの削減、セキュリティ強化など、金融機関と行政機関双方の業務品質の向上にもつながっている。

これまでに北陸銀行・富山銀行・富山第一銀行の富山県内3地方銀行に加えて、6信用金庫と16行政機関への導入が完了している。SocioFutureは本サービスを通じて預貯金等の照会の迅速かつ適正な事務遂行を支援し、社会全体のデジタル化を推進していく方針だ。

項目	詳細
導入開始時期	2020年
導入地方銀行	北陸銀行、富山銀行、富山第一銀行
導入信用金庫数	6機関
導入行政機関数	16機関
主な機能	預貯金等照会のデジタル化、受付・回答業務のデジタル化
導入効果	業務効率化、書類保管管理の簡素化、郵送コスト削減、セキュリティ強化

預貯金等照会とは、行政機関が法令に基づいて金融機関に対して行う、個人や法人の預金残高や取引履歴などの情報照会のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

従来の預貯金等照会は紙の様式を用いた運用が一般的であり、書類の作成や保管、郵送などに多大な労力とコストが必要とされてきた。DAISの導入により、これらの業務プロセスがデジタル化され、業務効率の向上とセキュリティ強化が同時に実現されている。

富山県内の全地方銀行でDAISが導入されたことは、地域金融のデジタル化における重要なマイルストーンとなった。金融機関と行政機関の双方で業務効率化が進むことで、人的リソースを付加価値の高い業務へシフトすることが可能になり、サービス品質の向上につながることが期待できるだろう。

今後は他の地域金融機関や行政機関への展開が進むことで、より広範な地域でのデジタル化が実現する可能性がある。一方で、システム導入時の初期費用や運用コスト、セキュリティ対策の維持など、継続的な課題への対応も必要となってくるだろう。

また、預貯金等照会のデジタル化は、より広範な金融行政手続きのデジタル化への足がかりとなる可能性を秘めている。DAISの成功事例を基に、他の行政手続きや金融サービスのデジタル化も加速することが予想されるだろう。

^ PR TIMES. 「預貯金等照会デジタル化ソリューション「DAIS(ダイス)」富山県内３地方銀行導入完了のお知らせ | SocioFuture株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000143201.html, (参照 24-12-11).

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