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公開：2024-12-12

キタムラHDがworkhubを導入しオフィスのスマートアクセス化を実現、グループ8社の業務効率と利便性が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• キタムラHDにビットキーのworkhubを導入
• グループ8社で顔認証による入館システムを実装
• 会議室予約とスマートロックの連携で利便性向上

キタムラHDがビットキーのworkhubを導入し社員の利便性向上を実現

株式会社ビットキーは、キタムラ・ホールディングスのグループ8社が入居するオフィスにコネクトプラットフォーム「workhub」を2024年12月10日に導入した。顔認証による執務室や会議室への入室機能を実装し、受付のシステム化や予約に基づいたカギの自動解錠に対応することで、社員の働きやすさの向上とシステム統合による管理の効率化を図っている。^[1]

キタムラHDはグループ8社のオフィスを2021年に集約しており、コロナ禍での出勤スタイル変化により出社率が約4割を下回る状況となっていた。しかし2024年7月に本社オフィスを拡張移転し、働きがいの向上とグループ間での新規事業創出を目的にworkhubの導入を決定したのだ。

キタムラHDが2024年9月に実施した社内アンケートでは、回答者78名のうち84%が顔認証での入室を「便利」と回答している。今後はさらなる利便性向上を目指し、各社が利用するグループウェアとworkhubを連携させることで、社員の使いやすさと管理者の負担軽減を実現する予定だ。

workhubの導入効果まとめ

workhubの詳細はこちら

コネクトプラットフォームについて

コネクトプラットフォームとは、人と仕事の間の体験の分断を解消するためのシステム基盤のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• スマートロックを活用したスマートアクセス機能
• ワーカーの働く場所の検索・予約システム
• 来訪者受付やホテリング機能の統合管理

コネクトプラットフォームはオフィスにおける様々なシステムを統合し、シームレスなワークプレイス体験を実現するプラットフォームである。キタムラHDの事例では、顔認証による入退室管理や会議室予約システムの統合により、従来の課題であった管理の煩雑さを解消することに成功している。

workhubの導入に関する考察

workhubの導入により、カードキーの持ち歩きが不要になり物理的な負担が軽減されたことは、社員の働きやすさを向上させる重要な一歩となっている。特に複数のグループ会社が入居するオフィスにおいて、会議室予約の重複や空予約の問題を解決できたことは、スペース活用の効率化という観点で大きな成果を上げているだろう。

今後の課題として、顔認証システムの精度向上や、システムダウン時のバックアップ対応の整備が必要になってくるかもしれない。また、グループウェアとの連携においては、各社で異なるシステムの統合作業が技術的な課題となる可能性が高いため、段階的な導入と十分なテスト期間の確保が重要になってくるだろう。

長期的な展望としては、蓄積されるオフィス利用データの分析により、より効率的なスペース活用や働き方改革の推進につながることが期待される。workhubの導入を契機に、キタムラHDグループ全体のデジタルトランスフォーメーションが加速することも見込まれるのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「キタムラHD、オフィスにビットキーの「workhub」を導入　グループ8社、顔認証で入館。84％が「便利」と回答 | 株式会社ビットキーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000040203.html, (参照 24-12-12).

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