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マクニカが独自サービスMacnica ASMのWebポータルを提供開始、日系企業のASM運用に特化したUI設計で効率的なリスク管理が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • マクニカがMacnica ASMのWebポータルを新機能として提供開始
  • 日系企業のASM運用に特化したUI設計を実現
  • エキスパートによる精査・トリアージ情報の提供が可能に

マクニカがMacnica ASMサービスのWebポータル機能を提供開始

株式会社マクニカは、自社独自開発のMacnica Attack Surface Management(ASM)において、顧客向けWebポータルの提供を12月11日より開始すると発表した。従来の定期的なレポートやメール通知による情報提供から、ユーザビリティ向上を目的としたWebポータルへと機能を拡張している。[1]

本ポータルは日系企業のASM運用に特化して設計されたユーザーインターフェイスを備えており、プロフェッショナルによる精査とトリアージを経た真に対処が必要な情報のみが表示される仕組みを実装している。大量の誤検知や脆弱性アラートに悩まされることなく、的確なリスク管理と対処が可能になるだろう。

Macnica ASMポータルでは自社のドメインやサブドメイン、IPアドレスなどの資産情報と各組織の資産情報の繋がりを確認することが可能になっており、任意のタグ情報を付与して管理することができる。脆弱性や外部公開ポートなどのリスクへの対処状況が視覚的に把握できるようになった。

Macnica ASMポータルの主要機能まとめ

機能項目 詳細
資産管理機能 自社関連資産の閲覧、組織間の資産情報の繋がりの可視化、任意のタグ情報付与による管理
リスク管理機能 脆弱性や外部公開ポートのリスク対処状況の可視化、対処ステータスのプリセット設定
脆弱性管理機能 エキスパートによるリスクベース評価、適切な優先度設定、アラート通知
情報提供機能 メールでの即時通知、ポータル上でのリスク情報と推奨対処の閲覧
Macnica ASMの詳細はこちら

アタックサーフェスについて

アタックサーフェスとは、組織のシステムやネットワークにおいて攻撃者が標的とする可能性のある脆弱性や侵入経路の総称であり、以下のような特徴を持つ。

  • インターネットに面している外部公開資産が主な対象となる
  • 脆弱なシステムや設定が攻撃の糸口になりやすい
  • 継続的な監視と管理が必要不可欠である

近年では企業へのサイバー攻撃の手法や傾向が変化しており、インターネットに面している脆弱なシステムを狙ったインシデントが多数発生している。そのため自社の外部公開資産とそのリスクを網羅的に把握し対処を行うAttack Surface Management(ASM)の取り組みを進める企業が増加している。

参考サイト

  1. ^ 株式会社マクニカ. 「マクニカ、自社独自サービス「Macnica Attack Surface Management」においてASM運用に特化した設計のWebポータルを新機能としてリリース - セキュリティ事業 - マクニカ」. https://www.macnica.co.jp/public-relations/news/2024/146627/, (参照 24-12-13).

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