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公開：2024-12-19

株式会社ノダキがinvoxシリーズを導入しペーパーレス化を推進、FAX送信廃止と残業時間ゼロを実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 株式会社ノダキがinvoxシリーズを導入し業務を効率化
• ペーパーレス化によりFAX送信を廃止し残業時間を削減
• テレワーク推進と業務効率向上を実現

株式会社ノダキによるinvoxシリーズの導入でペーパーレス化を実現

株式会社invoxは機械工具専門商社の株式会社ノダキに対し、invox受取請求書、invox発行請求書、invox電子帳簿保存の3つのサービスを導入したことを2024年12月17日に発表した。ノダキはコロナ禍をきっかけに社内の電子化を検討し始め、請求書の電子化に着手することで業務効率の向上を目指している。株式会社インフォマートのBtoBプラットフォーム請求書と連携できる点が決め手となったのだ。^[1]

invoxシリーズの導入後、請求書の受領と発行にかかっていた1週間程度の作業時間が大幅に短縮され、残業時間の削減に成功した。特に営業所間での書類のやり取りがスムーズになり、テレワークの推進にも貢献している。請求書の集約・管理が容易になったことで、業務効率が飛躍的に向上したと評価されている。

invox発行請求書は主に指定請求書の保存と検索に活用されており、ファイル名を指定するだけでPDFと取引先情報が紐付く仕組みを実現した。店舗での現金購入時には、自由なレイアウトで設定可能な請求書をその場で印刷して手渡すことができ、柔軟な運用を可能にしている。

invoxシリーズの主な機能まとめ

invoxの詳細はこちら

電子帳簿保存法について

電子帳簿保存法とは、国税関係帳簿書類の電子的な保存方法を定めた法律のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 電子取引データの保存義務化
• タイムスタンプによる改ざん防止機能の必須化
• 検索機能の確保による監査対応の効率化

invoxシリーズでは電子帳簿保存法の要件に対応しており、電子取引とスキャナ保存の両方をカバーしている。PDFや紙の請求書をAI OCRとオペレータが自動でデータ化し、訂正削除の履歴や申請・承認の記録を残しながら電子保存することで、法令遵守と業務効率化を両立している。

invoxシリーズのペーパーレス化に関する考察

invoxシリーズの導入により、請求書の電子化から始まったペーパーレス化の取り組みがFAXの廃止にまで発展した点は注目に値する。紙の請求書が完全になくなったわけではないものの、電子化された業務フローが確立されたことで、テレワークの推進と残業時間の削減という二つの課題を同時に解決することに成功している。

今後の課題として、契約書や納品書などの電子化が挙げられており、特に納品書の電子化には業界全体のトレンド変化が必要となるだろう。取引先の一部では納品情報をウェブページで提供する方式に移行しており、こうした動きが業界全体に広がることで、さらなるペーパーレス化の進展が期待できる。

ペーパーレス化の推進には、システムの導入だけでなく、業務プロセスの見直しや従業員の意識改革も重要な要素となる。社内でのFAX廃止の声掛けが可能になったように、システム導入を契機とした組織全体の変革が、デジタルトランスフォーメーションの成功につながっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「株式会社ノダキがinvoxをシリーズで導入、テレワークを推進しながら、残業をゼロに | 株式会社invoxのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000054319.html, (参照 24-12-19).

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