東京都がソーシャルファームセミナーを開催、就労困難者の雇用促進と企業価値向上を目指す取り組みを紹介

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

東京都がソーシャルファームセミナーを開催、就労困難者の雇用促進と企業価値向上を目指す取り組みを紹介

PR TIMES より


記事の要約

  • 東京都がソーシャルファームセミナーを1月29日に開催
  • 認証ソーシャルファーム企業2社の事例を紹介
  • 人材活用を通じた企業価値向上がメインテーマ

東京都がソーシャルファームの普及促進に向けたセミナーを開催

東京都産業労働局は就労困難者の雇用促進を目的とした「ソーシャルファームセミナー」を2025年1月29日に開催することを発表した。このセミナーでは東京都が認証したソーシャルファーム企業の経営者が自社の事例から得た雇用・定着のノウハウや働きやすい環境整備について紹介する予定である。[1]

第3回となる今回のセミナーでは株式会社ボーダレス・ジャパンUNROOF事業代表の岡郁佳氏と有限会社まるみ取締役社長の三鴨岐子氏が登壇し、精神・身体障害者や引きこもり経験者の雇用についての具体的な取り組みを解説する。トークゲストとして人事コンサルタントの岡田幸士氏も参加し、企業価値向上に向けた議論を展開するだろう。

東京都は全国で初めてソーシャルファームに関する条例を制定しており、東京都認証ソーシャルファームの創設や活動促進に積極的に取り組んでいる。このセミナーを通じて企業の経営課題解決や自律的経営の実現に向けたノウハウが共有されることが期待される。

セミナーの概要

セミナー名 人材活用を通じた企業価値向上戦略セミナー
日程 2025/01/29(水) 13:00~15:50
会場 浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス Room1
会場住所 東京都台東区浅草橋1丁目22−16ヒューリック浅草橋ビル
概要 認証ソーシャルファーム企業の経営者による事例紹介とパネルディスカッションを通じて、障がい者・引きこもり経験者などの雇用・定着、働きやすい環境整備のノウハウを共有
主催 東京都
備考 定員20名(オンライン視聴可)
参加費無料
申込締切1月28日(火)
セミナーの詳細はこちら

ソーシャルファームについて

ソーシャルファームとは一般的な企業と同様に自律的な経営を行いながら、就労に困難を抱える方々が必要なサポートを受けながら働ける社会的企業のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 自律的な経営と社会的使命の両立
  • 就労困難者への適切なサポート体制
  • 一般従業員との協働環境の整備

東京都は全国に先駆けてソーシャルファームに関する条例を制定し、認証制度を通じて社会的企業の創設と活動促進を支援している。この取り組みによって障がい者や引きこもり経験者、ひとり親、刑余者など、様々な理由で就労に困難を抱える人々の雇用機会が拡大することが期待されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【東京都主催】ソーシャルファームセミナーを1月29日(水)開催! | 東京都産業労働局のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000133988.html, (参照 25-01-06).

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