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公開：2025-01-11

Polar Bear Pitching TOKYOが東京で初開催、スタートアップ5社が氷水の中でプレゼン

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 氷水に浸かってピッチするPolar Bear Pitching TOKYOの登壇企業5社が決定
• 2025年1月24日に東京で初開催、優勝者は本大会のフィンランド・オウルへ
• 北欧ビジネス展開をテーマにしたパネルディスカッションも実施

Polar Bear Pitchingが東京で初開催へ、スタートアップ5社が氷水の中でビジネスアイデアを提案

株式会社髙木ビルと株式会社福地組は、スタートアップ企業によるピッチイベント「Polar Bear Pitching TOKYO」の開催を2025年1月24日に決定した。フィンランド・オウル市で2025年2月27日に開催される本大会の公式サテライトイベントとして、東京では初となる開催となるのだ。^[1]

登壇企業として、EdVerseプラットフォームOUSIAを展開するOusiaDAO合同会社や、スクールプラットフォームを提供するMOSH株式会社など、革新的なビジネスモデルを持つ5社が選出された。各社は氷水の入ったプールに浸かりながら、プレゼン資料なしでビジネスアイディアを発表することになる。

イベントでは「日本企業が北欧へ進出する鍵」をテーマとしたパネルディスカッションも予定されており、駐日フィンランド大使館商務部上席商務官やノルディックイノベーションハウス東京のコミュニティディレクターなど、日本と北欧のビジネス連携に精通した専門家が登壇することが決定している。

Polar Bear Pitching TOKYO登壇企業まとめ

アヴァントピッチングについて

アヴァントピッチングとは、凍った川に開けた氷穴に浸かりながらビジネスアイディアを発表する独自のプレゼンテーション形式のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• プレゼン資料を使用せずに口頭での発表を行う
• 極限状況下での情熱とビジネスアイディアの表現力が試される
• 世界各国のスタートアップ関係者から注目を集める革新的な形式

2014年にフィンランド・オウル市で始まったPolar Bear Pitchingの中核を成すプログラムとして、日本では2019年と2020年に仙台で、2024年には札幌で開催されている。優勝者には本大会への参加権が与えられ、グローバルな舞台での挑戦機会を得ることができる。

Polar Bear Pitching TOKYOに関する考察

氷水に浸かりながらのプレゼンテーションという極限状況は、スタートアップの本質的な価値と情熱を引き出す独創的な手法として評価できる。プレゼン資料に頼らない口頭での発表は、ビジネスモデルの本質的な理解と説明力が問われる場面となり、投資家にとっても有益な判断材料となるだろう。

一方で、日本での冬季開催においては、参加者の健康管理や安全確保が重要な課題となる可能性がある。医療スタッフの待機や適切な水温管理、時間制限の設定など、運営面での細やかな配慮が必要となるだろう。今後は日本独自のアレンジを加えながら、安全性と挑戦性のバランスを取ることが求められる。

長期的には、このイベントを通じて日本と北欧のスタートアップエコシステムの連携が強化されることが期待される。特にサステナビリティやデジタル技術の分野で先進的な北欧市場へのアクセスは、日本のスタートアップにとって大きな成長機会となるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「氷水の中でスタートアップが熱いプレゼンを展開する「Polar Bear Pitching TOKYO」日本予選　登壇企業5社が決定！ | 株式会社髙木ビルのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000040109.html, (参照 25-01-11).

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