エミライがFIIOの平面磁界型ヘッドフォンFT1Proを発売、20Ωの低インピーダンス設計で使いやすさを実現
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記事の要約
- FIIOの平面磁界型ヘッドフォン「FT1Pro」が1月17日発売
- 価格はオープンプライス、店頭予想価格は35,750円前後
- 95×86mmの大口径平面磁界ドライバーを搭載
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FIIOの新型ヘッドフォン「FT1Pro」発売決定
エミライは、中国FIIOの平面磁界型ドライバー搭載の開放型ヘッドフォン「FT1Pro」を2025年1月17日より発売することを発表した。FIIOが独自開発した95×86mmの大口径平面磁界ドライバーと薄さわずか1μmのダイヤフラムを搭載し、サファイアとアルミニウムのデュアルコーティング技術により繊細な音楽表現を実現している。[1]
新開発の均一磁場設計により、従来は隣接する磁石の影響で不均一になりがちだった磁場を最適化することに成功した。優れた駆動力と低歪みを実現する新技術により、平面磁界型ヘッドフォンの特徴である繊細なニュアンスまでも正確に表現することが可能になっている。
20Ωの低インピーダンス設計と374gの軽量ボディ、12段階調整可能なヘッドバンドを採用することで、携帯性と使い勝手を両立させている。付属ケーブルには銀メッキ無酸素銅線を採用しており、3.5mmステレオミニと4.4mmバランスの2種類が同梱されている。
FT1Proの主な仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 2025年1月17日 |
価格 | オープンプライス(店頭予想価格35,750円前後) |
ドライバー | 95×86mm大口径平面磁界型(ダイヤフラム厚1μm) |
インピーダンス | 20Ω |
重量 | 374g |
付属品 | 3.5mmステレオミニケーブル、4.4mmバランスケーブル、専用収納バッグ |
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平面磁界ドライバーについて
平面磁界ドライバーとは、薄膜状の振動板に導線を配置し、磁石との相互作用で音を出す方式のスピーカーユニットのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 薄型の振動板による高速な動作特性と優れた過渡特性
- 均一な磁場設計による低歪みと高解像度な音質
- 大口径による豊かな空間表現と自然な音場再現
FT1Proに搭載された平面磁界ドライバーは、わずか1μmという極薄のダイヤフラムとサファイア・アルミニウムのデュアルコーティング技術により、高域の繊細な表現から低域の力強さまでバランスの取れた音質を実現している。新開発の均一磁場設計との組み合わせにより、さらなる音質向上を達成した。
FT1Proに関する考察
FIIOの平面磁界型ヘッドフォンFT1Proは、高級機に匹敵する音質性能と実用的な使い勝手を両立させた意欲作となっている。特に20Ωという低インピーダンス設計により、スマートフォンなどでも十分な駆動力を確保できる点は、ユーザーの利便性を大きく向上させるだろう。
今後の課題として、平面磁界型特有の重量感と長時間使用時の装着感の両立が挙げられる。374gという軽量化は評価できるものの、さらなる軽量化技術の開発と、装着感を損なわない構造設計の改良が期待される。ヘッドバンドの12段階調整機構は、その解決策の一つとなっている。
市場予想価格35,750円前後という価格帯は、平面磁界型ヘッドフォンとしては比較的手頃な設定だ。高音質と使いやすさを兼ね備えたFT1Proは、オーディオ愛好家からカジュアルユーザーまで幅広い層に受け入れられる可能性が高い。今後のFIIOの技術革新にも注目が集まるだろう。
参考サイト
- ^ FIIO Japan. 「繊細な音の表現を可能にする、薄さわずか1μmのダイヤフラム。大口径平面磁界ドライバー搭載の開放型ヘッドホン「FT1Pro」 – FIIO Japan」. https://www.fiio.jp/news/ft1-pro/, (参照 25-01-11).
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