NTTドコモが1億規模の会員データをAIで分析、マーケティング向けプロファイリングデータとして提供開始
PR TIMES より
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記事の要約
- ドコモが1億規模の会員基盤データをAIで分析し提供開始
- 7分類・約2,000群のセグメント化でマーケティングに活用
- アウディジャパンでEV関心層への施策で成果を実現
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ドコモのdocomo Senseを活用したプロファイリングデータ提供開始
株式会社NTTドコモは、1億規模の会員基盤データをdocomo Senseで分析し、マーケティング向けプロファイリングデータを2025年1月20日より提供開始した。このデータは基本属性や価値観など7分類・約2,000群にセグメント化されており、顧客理解AIエンジンを活用することで高精度な分析が可能となっている。[1]
ドコモデータクリーンルームと連携することで、クライアントが保有する1stパーティーデータとの統合分析も実現可能となった。2025年度中には新たなセグメントを追加して4,000セグメント規模まで拡大する予定であり、マーケティングの効率化に大きく寄与することが期待される。
アウディジャパンでの活用事例では、EV車関心層セグメントを活用したマーケティング施策により、来店率が125%にアップし新規顧客率も67%を達成した。位置情報やアプリログなど多角的なデータソースを活用することで、潜在的なニーズの把握も可能になっている。
プロファイリングデータのセグメント詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
提供開始日 | 2025年1月20日 |
セグメント数 | 約2,000セグメント(2025年度中に4,000セグメントまで拡大予定) |
分類カテゴリー | 基本属性、価値観、イベント変化、興味関心、購買意欲、行動実績、行動傾向 |
活用データ | 回線契約者プロフィール、位置情報、各種サービスデータ、ID-POSデータ |
連携機能 | ドコモデータクリーンルーム、1stパーティーデータとの統合分析 |
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顧客理解AIエンジンについて
顧客理解AIエンジンとは、大規模なユーザーデータを分析し顧客の行動や傾向を把握するための人工知能システムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 多種多様なデータを横断的に分析し高精度な推定が可能
- リアルタイムの位置情報や行動データを活用した分析
- 大規模データの分散処理による安定的な推定処理
docomo Senseは2024年11月に第12回ICT事業奨励賞を受賞しており、社内外での顧客分析に広く活用されている技術だ。位置情報を活用した移動手段推定技術では、電車や新幹線の利用駅や路線まで推定可能であり、高度なマーケティング分析を実現している。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ドコモが保有する1億規模の会員データなどをセグメント化したプロファイリングデータを提供開始 | 株式会社NTTドコモのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000365.000118641.html, (参照 25-01-20).
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