AI

エーアイ

公開：2025-01-23

マネーフォワードがクラウド連結会計でAIサポート機能を提供開始、連結キャッシュ・フロー計算書作成の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• マネーフォワードがクラウド連結会計でAI搭載機能を提供開始
• 連結キャッシュ・フロー計算書の作成が効率化
• シンプルな計算方式とAIサポートで負担を軽減

マネーフォワード クラウド連結会計でAIサポート機能が追加

株式会社マネーフォワードは2025年1月23日、『マネーフォワード クラウド連結会計』においてAIサポート付の「連結キャッシュ・フロー計算書 作成機能」の提供を開始した。連結決算担当者の作業負担を軽減するため、シンプルなキャッシュ・フローの計算方式を採用し、AIによる科目変換のサポートやインストラクション機能を搭載することで作成プロセスの効率化を実現している。^[1]

従来のシステムでは個社ごとの増減明細や設定作業が必要であり、Excelファイルでの作成時には複雑な関数や多数のシートを使用する必要があった。システムが生成する簡易的な個別キャッシュ・フローの調整だけで、精度の高い連結キャッシュ・フロー計算書を作成できるようになり、業務効率が大幅に向上している。

新機能は間接法と直接法の双方に対応しており、「連結担当者」または「グループ会社担当者」権限で利用中のユーザーが利用可能となっている。グループ会社担当者権限の場合は個別キャッシュ・フローの作成のみ可能であり、企業のニーズに合わせた柔軟な運用が可能となっている。

マネーフォワード クラウド連結会計の機能まとめ

マネーフォワード クラウド連結会計の詳細はこちら

連結キャッシュ・フロー計算書について

連結キャッシュ・フロー計算書とは、企業グループ全体の資金の流れを示す財務諸表のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 企業グループ全体の現金収支と資金調達状況を把握可能
• 間接法と直接法の2つの作成方式に対応
• 各社の個別キャッシュ・フロー計算書を連結して作成

従来の連結キャッシュ・フロー計算書作成では、業務領域としての難易度が高く、システムの計算方式と実務上の計算方式の違いにより作業効率が低下していた。マネーフォワード クラウド連結会計の新機能により、AIを活用した科目変換サポートと直感的なUIによって、作業の効率化と属人化の解消が実現されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「『マネーフォワード クラウド連結会計』、AIサポート付の「連結キャッシュ・フロー計算書 作成機能」を提供開始 | 株式会社マネーフォワードのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001381.000008962.html, (参照 25-01-23).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「AI」に関するコラム一覧「AI」に関するニュース一覧