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IBMとSAPがRISE with SAP on IBM Power Virtual Serverを発表、ERP変革の加速とクラウド移行の促進へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • IBMとSAPがRISE with SAP on IBM Power Virtual Serverを発表
  • 2025年第2四半期から提供開始を予定
  • ERPのクラウド移行とモダナイゼーションを加速

IBMとSAPが新サービスの提供開始を発表

米IBMと独SAPは、企業のERP変革を支援する新サービス「RISE with SAP on IBM Power Virtual Server」を2025年第2四半期から提供開始すると発表した。このサービスはIBM Powerを利用する顧客が統合基幹業務システム(ERP)変革を加速する際の迅速かつ容易な方法となるように設計されている。[1]

両社は企業がオンプレミスのERP環境をよりシームレスにクラウドへ移行またはモダナイズし、AIを活用したビジネスプロセス変革を推進できるよう支援することを目指している。このサービスは成果重視のクラウドERPとプラットフォームを提供し、企業が自社のオペレーティングモデルを再考し変革を推進できるよう設計されている。

SAPの新たなハイパースケーラーオファリングであるRISE with SAP on IBM Power Virtual Serverは、SAP S/4HANA CloudをオンプレミスのIBM Power Systemsからクラウドへ移行する際のリスクを軽減し移行期間を90日以内に短縮する。さらにリスクを最小限に抑えながら移行プロセスを効率化することが可能になる。

RISE with SAP on IBM Power Virtual Serverの特徴まとめ

項目 詳細
提供開始時期 2025年第2四半期
主な機能 ERPのクラウド移行とモダナイゼーション支援
移行期間 90日以内
対象システム オンプレミスのIBM Power Systems
提供企業 IBMとSAP

ERPについて

ERPとは「Enterprise Resource Planning(統合基幹業務システム)」の略称で、企業の経営資源を有効活用するために統合的に管理するシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 企業の基幹業務を統合的に管理・運用
  • 業務プロセスの標準化と効率化を実現
  • リアルタイムなデータ分析と意思決定を支援

ERPシステムは財務、人事、製造、販売、在庫など企業の基幹業務を一元管理し、経営の効率化とビジネスプロセスの最適化を実現する重要なシステムとなっている。IBMとSAPが提供を開始するRISE with SAP on IBM Power Virtual Serverは、このERPシステムのクラウド移行とモダナイゼーションを支援し、企業のデジタル変革を加速させる役割を担う。

参考サイト

  1. ^ IBM Japan. 「SAP S/4HANA® CloudによるERP変革を加速するRISE with SAP on IBM Power Virtual Serverを提供開始」. https://jp.newsroom.ibm.com/2025-01-24-RISE-with-SAP-on-IBM-Power-Virtual-Server-to-Help-Accelerate-Transformation-with-SAP-S-4HANA, (参照 25-01-28).
  2. IBM. https://www.ibm.com/jp-ja
  3. SAP. https://www.sap.com/japan/index.html

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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