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TP-LinkがWi-Fi 7対応PCIeアダプター2製品を発表、最大5760Mbpsの高速通信を実現へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • TP-LinkがWi-Fi 7対応PCIeアダプター2製品を発売
  • Archer TBE550EとArcher TBE400Eを2月13日から販売開始
  • 市場想定価格は1万4190円と9900円の2モデル展開

TP-LinkがWi-Fi 7対応PCIeアダプター2製品を2月に発売

ティーピーリンクジャパン株式会社は、最新規格のWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応したPCIeアダプター2製品の販売を2024年2月13日より開始する予定だ。Archer TBE550EとArcher TBE400Eの2モデルを展開し、市場想定価格はそれぞれ1万4190円と9900円に設定されている。[1]

Archer TBE550Eは6GHz帯で最大5760Mbps、5GHz帯で最大2880Mbps、2.4GHz帯で最大688Mbpsの高速通信に対応している。磁石付き台座と1mのケーブルが付属した2本の全方向性アンテナを搭載し、最適な設置場所の調整が可能となった。

Archer TBE400Eは6GHz帯と5GHz帯で最大2882Mbps、2.4GHz帯で最大688Mbpsの通信速度を実現している。本体に直接接続する2本のハイゲインアンテナを採用し、Windows 11 64bit版のみに対応したコンパクトな設計となっている。

PCIeアダプター2製品の仕様まとめ

Archer TBE550E Archer TBE400E
最大通信速度 6GHz:5760Mbps, 5GHz:2880Mbps, 2.4GHz:688Mbps 6GHz/5GHz:2882Mbps, 2.4GHz:688Mbps
アンテナ仕様 全方向性アンテナ×2(磁石付き台座、1mケーブル付属) ハイゲインアンテナ×2(本体接続型)
市場想定価格 14,190円 9,900円

Wi-Fi 7について

Wi-Fi 7は、IEEE 802.11beとして規格化された次世代の無線LAN規格であり、従来のWi-Fi 6と比較して大幅な性能向上を実現している。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 6GHz帯での320MHz帯域幅のサポート
  • 最大通信速度の大幅な向上
  • より安定した高速通信の実現

Wi-Fi 7は従来規格と比較して6GHz帯のチャンネル最大帯域幅が2倍になり、より高速な通信が可能になっている。最新のWPA3セキュリティプロトコルにも対応しており、高速性と安全性を両立した次世代の無線通信規格となっている。

Wi-Fi 7対応PCIeアダプターに関する考察

TP-LinkのWi-Fi 7対応PCIeアダプターは、デスクトップPCユーザーに最新の無線通信規格をもたらす画期的な製品となっている。特にArcher TBE550Eの磁石付き台座と1mケーブル付属のアンテナは、設置場所の自由度を高め、より良好な通信環境の構築を可能にするだろう。

今後の課題として、対応OSがWindows 11 64bit版に限定されている点が挙げられる。Windows 10ユーザーや32bit版OSユーザーへの対応拡大が望まれるが、新しい通信規格の安定性を確保するための選択と考えられる。

将来的には、より多くのデバイスやアプリケーションがWi-Fi 7に対応することで、高速かつ安定した通信環境の構築が期待できる。特にゲーミングやストリーミング、大容量ファイル転送などの用途で、その真価が発揮されるはずだ。

参考サイト

  1. ^ TP-Link. 「Archer TBE550E | BE9300 Wi-Fi 7 Bluetooth 5.4 PCIeアダプター | TP-Link 日本」. https://www.tp-link.com/jp/home-networking/pci-adapter/archer-tbe550e/, (参照 25-02-01).

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