OSTechとOSCOMがCyberArk EPMマネージドサービスを開始、日本初のパートナー企業として包括的なセキュリティ運用を展開
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PR TIMES より
記事の要約
- OSTechがCyberArk EPMマネージドサービスを開始
- OSCOMと連携し包括的なセキュリティ運用を提供
- 日本初のCyberArk社パートナー企業として展開
CyberArk EPMマネージドサービスの提供開始
アウトソーシングテクノロジー(OSTech)とアウトソーシングコミュニケーションズ(OSCOM)は、エンドポイント特権ID管理ソリューションを提供するCyberArk EPMマネージドサービスを2025年2月13日より開始した。このサービスはCyberArk社の日本のパートナー企業として初めての取り組みとなり、OSTechがコンサルティングと導入を担当し、OSCOMが運用を実施することで、一貫したセキュリティサービスの提供が可能となるだろう。[1]
OSTechは4,800社以上の企業に技術人材サービスを提供しており、2022年以降はセキュリティ人材の育成に注力してきた実績がある。2023年3月からはCyberArk社のオールインワンパートナーとしてIdentity Security製品の導入から運用までの幅広いサービスを展開している。
CyberArk EPMマネージドサービスは、エンドポイント上の特権IDへの対応を支援するセキュリティ運用サービスとして位置づけられている。社内SOC体制の構築が困難な企業に対して、既存のリソースを活用しながら最新のエンドポイントセキュリティを適切に運用できる環境を提供することが可能だ。
CyberArk EPMマネージドサービスの特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
サービス開始日 | 2025年2月13日 |
提供企業 | OSTech(コンサルティング・導入)、OSCOM(運用) |
主な特徴 | 日本初のCyberArk社パートナー企業としてのセキュリティ運用サービス |
対象顧客 | 社内SOC体制構築が困難な企業 |
提供内容 | エンドポイント特権ID管理ソリューションの運用支援 |
エンドポイントセキュリティについて
エンドポイントセキュリティとは、PCやスマートフォンなどの端末におけるセキュリティ対策を指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 端末上での不正アクセスや悪意のある操作を防止
- 特権IDの管理による重要データの保護
- サイバー攻撃からの防御ラインとして機能
エンドポイントセキュリティは、働き方の多様化に伴い重要性が増している分野である。特にCyberArk EPMは、AV/NGAV/EDRと併用することで未検出のアラートや大量のアラートによるジレンマを解消し、効率的かつ効果的なセキュリティ運用を実現することが可能だ。
CyberArk EPMマネージドサービスに関する考察
OSTechとOSCOMによるCyberArk EPMマネージドサービスの提供は、日本企業のセキュリティ対策強化において重要な一歩となるだろう。特に中小企業にとって社内SOC体制の構築は人材面でもコスト面でも大きな課題となっており、マネージドサービスとして提供されることで、より多くの企業が高度なセキュリティ対策を導入できる可能性が広がる。
一方で、運用開始後には企業ごとの異なるセキュリティ要件への対応や、既存システムとの統合における課題が浮上する可能性がある。OSTechとOSCOMには、豊富な技術サポート経験を活かした柔軟な対応と、継続的な技術力の向上が求められるだろう。
今後はAIやクラウド技術の進化に合わせた新機能の追加や、より包括的なセキュリティソリューションへの発展が期待される。特に、クラウドセキュリティとの連携強化やゼロトラストアーキテクチャへの対応など、エンドポイントセキュリティの領域拡大が求められるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「アウトソーシングテクノロジーグループ、CyberArk Identity Securityのマネージドサービスを開始 | 株式会社アウトソーシングテクノロジーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000017540.html, (参照 25-02-14).
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