ぴあが音楽関連3団体公認のチケットリセールサービス「チケトレ」を2025年6月末で終了、公式二次流通市場に影響も
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記事の要約
- ぴあがチケットリセールサービス「チケトレ」の終了を発表
- 音楽関連3団体公認の公式チケット転売サービス
- 2025年6月30日をもってサービス提供を終了
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ぴあのチケトレサービス終了の発表について
ぴあは2025年6月30日をもって音楽関連3団体公認のチケットリセールサービス「チケトレ」の運営を終了すると2025年2月17日に発表した。チケトレは日本音楽制作者連盟、日本音楽事業者協会、コンサートプロモーターズ協会の公認を受けた公式チケット2次売買サービスとして運営されてきたものである。[1]
チケトレでは2025年6月30日までに開催される公演チケットの取引が可能となっており、出品受付は6月20日23時59分まで、購入申込は6月23日23時59分までとなっている。チケットの売上金については公演日の4日後に運営事務局から振込み手続きが行われ、指定された登録口座への入金は振込み手続きから3〜4日後となる仕組みだ。
サービス終了後の対応として、マイページへのログインや取引履歴の閲覧は7月末まで利用可能となっている。また、ユーザーの口座登録不備による売上金の再振込対応も7月末までとなり、入金が完了しない場合は期限までに問い合わせ窓口への連絡が必要になるだろう。
チケトレサービス終了に関する重要事項
項目 | 詳細 |
---|---|
サービス終了日 | 2025年6月30日(月) |
出品受付終了 | 2025年6月20日(金)23:59 |
購入申込終了 | 2025年6月23日(月)23:59 |
マイページ閲覧期限 | 2025年7月末まで |
売上金再振込対応期限 | 2025年7月末まで |
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チケットリセールサービスについて
チケットリセールサービスとは、購入済みのチケットを定価で売買できる公式の二次流通プラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 公式に認められた安全な取引システム
- 定価での取引による高額転売の防止
- 運営事務局による取引の管理と保証
チケトレは2017年6月から運営されており、音楽事業団体の公認を受けた信頼性の高いサービスとして評価されてきた。一方で出品・購入手数料がチケット価格の10%以上に加え、別途決済手数料がかかる場合もあり、手数料の高さを指摘する声も存在していた。
チケトレのサービス終了に関する考察
チケトレのサービス終了は、音楽業界における公式チケットリセール市場に大きな影響を与える可能性がある。公認された安全な取引の場が失われることで、非公式な転売サイトでの取引が増加する懸念があり、消費者保護の観点から新たな対策が必要になるだろう。
今後は代替となる公式チケットリセールサービスの登場や、既存の音楽関連団体による新たな取り組みが期待される。特にブロックチェーン技術を活用したデジタルチケットの導入や、より手数料の低い取引システムの構築など、次世代のチケット流通の仕組みづくりが重要な課題となっている。
チケット二次流通市場の健全化に向けては、主催者、プラットフォーム事業者、音楽関連団体の連携が不可欠だ。消費者が安心して利用できる新たなサービスの創出と、高額転売防止のための効果的な施策の実現が望まれる。
参考サイト
- ^ チケトレ. 「公式チケットトレードリセール「チケトレ」サービス運営終了のご案内 | ご利用ガイド | 公式チケトレ」. https://tiketore.com/magazines/guide/termination, (参照 25-02-19).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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