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サンワサプライが長距離通信対応のOM3光ファイバーケーブルを発売、最長300mの通信が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • サンワサプライがOM3光ファイバーケーブルを発売
  • 最長300mの長距離通信に対応したケーブル
  • 15mから50mまでの5種類をラインナップ

サンワサプライの新型OM3光ファイバーケーブルの詳細

サンワサプライ株式会社は、10GBASE-SR/SW規格に準拠した長距離通信対応のOM3マルチモード光ファイバーケーブル「HKB-OM3LCLC-N」シリーズを2025年2月14日に発売した。新製品は最長300mまでの長距離通信が可能で、データセンターなどでの10GBASE-S通信に最適な製品となっている。[1]

新製品は、火災時の安全性を考慮して毒性の高いガスを含まない低発煙材料を採用しており、各製品にはシリアルナンバーが付与されているため、問題発生時の早期原因究明が可能となっている。さらに分割可能なLCコネクタを採用しており、1芯接続にも対応可能な設計となっているのだ。

ラインナップは15m、20m、30m、40m、50mの5種類で、価格は15mモデルが2万5410円から50mモデルが4万1360円までとなっている。なお、1m、2m、3m、5m、10mの製品も既に発売されており、幅広い用途に対応できる製品群となっている。

新型OM3光ファイバーケーブルの特徴まとめ

製品名 ケーブル長 価格(税込)
HKB-OM3LCLC-15N 15m 25,410円
HKB-OM3LCLC-20N 20m 29,370円
HKB-OM3LCLC-30N 30m 33,440円
HKB-OM3LCLC-40N 40m 37,400円
HKB-OM3LCLC-50N 50m 41,360円

マルチモード光ファイバーについて

マルチモード光ファイバーとは、複数の光の伝搬モードで信号を伝送できる光ファイバーケーブルのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • コア径が50μmと太く、光信号の入射が容易
  • 短距離での高速データ通信に適している
  • シングルモードと比較して機器のコストが低い

マルチモード光ファイバーの中でもOM3規格は、レーザー光を用いた10ギガビット通信に最適化された設計となっており、最長300mまでの伝送が可能である。データセンターやビル内LANなどの環境で、高速かつ安定した通信インフラを構築するための重要な要素となっているのだ。

参考サイト

  1. ^ サンワサプライ株式会社. 「10Giga・最長300mの長距離通信対応OM3光ファイバケーブルを発売|サンワサプライ株式会社」. https://www.sanwa.co.jp/info/news/202502/hkb-om3lclc-15n/index.html, (参照 25-02-15).

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