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公開：2025-02-21

EIZOがクリエイター向け液晶モニターColorEdge CG2400Sを発表、高精度なカラーマネージメントとUSB Type-C接続に対応

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• EIZOが24.1型液晶モニターColorEdge CG2400Sを発売
• カラーセンサー内蔵で高精度な色調整が可能
• 価格はオープンプライスで直販価格は19万5,800円

EIZOの新型液晶モニターColorEdge CG2400Sの特長

EIZOは2025年4月17日、クリエイター向けの24.1型液晶モニター「ColorEdge CG2400S」を発売することを発表した。キャリブレーションセンサーを内蔵し高精度な調整を実現する新モデルで、写真や映像編集、デザイン、印刷など幅広いクリエイティブワークをサポートする製品となっている。^[1]

ColorEdge CG2400Sは1920×1200ドットのWUXGA解像度を採用し、Adobe RGB色域を99%、DCI-P3色域を98%カバーする広色域表示を実現している。USB Type-Cを新たに搭載することで、ノートPCへの70W給電や映像伝送をケーブル1本で行えるようになった。

外装には再生プラスチックを85%使用し環境への配慮も実現している。また、HDR映像制作向けにHLG方式とPQ方式の両方のガンマに対応し、カメラLogの設定も可能で、映像制作現場での運用にも対応できる仕様となっている。

ColorEdge CG2400Sの主な仕様まとめ

カラーマネージメントについて

カラーマネージメントとは、デバイス間で色を正確に一致させるための技術と手法の総称であり、以下のような特徴を持つ重要な技術である。

• 色の入力から出力まで一貫した色管理を実現
• デバイスごとの色特性の違いを補正
• キャリブレーションによる定期的な色調整が可能

ColorEdge CG2400Sは測定精度の高いキャリブレーションセンサーを内蔵し、ColorNavigator 7という専用ソフトウェアを無償で提供している。このソフトウェアを使用することで、用途に合わせた最適な表示調整が可能となり、プロフェッショナルなワークフローを実現できる。

ColorEdge CG2400Sに関する考察

ColorEdge CG2400SはUSB Type-C接続の採用により、ノートPCとの接続性が大幅に向上している。特にクリエイターの現場では複数の機器を使用することが多いため、ケーブル1本での接続と給電は作業効率の向上に大きく貢献するだろう。

環境への配慮として外装に85%もの再生プラスチックを使用している点は、今後のモニター製品の方向性を示す重要な取り組みとなっている。この取り組みは環境負荷の低減だけでなく、企業の社会的責任も果たすことができる画期的な施策だろう。

HDR対応の強化により、映像制作現場での活用範囲が広がることが期待される。特にカメラLogへの対応は、撮影現場での即時確認を可能にし、ポストプロダクションの効率化にもつながるだろう。

参考サイト

1. ^ EIZO株式会社. 「ColorEdge CG2400S | EIZO株式会社」. https://www.eizo.co.jp/products/ce/cg2400s/, (参照 25-02-21).

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