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【CVE-2024-13848】WordPress用Reaction Buttonsプラグインに深刻な脆弱性、管理者権限で任意のスクリプト実行が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Reaction Buttonsプラグインにクロスサイトスクリプティングの脆弱性
  • 管理者権限以上で任意のスクリプト実行が可能に
  • マルチサイトとunfiltered_html無効環境が対象

WordPressプラグインReaction Buttons 2.1.6の脆弱性

WordPressプラグインのReaction Buttonsにおいて、バージョン2.1.6以前に深刻な脆弱性が発見され、2025年2月18日に公開された。この脆弱性は管理者以上の権限を持つユーザーが管理画面から任意のWebスクリプトを注入できるものであり、マルチサイトインストールやunfiltered_htmlが無効化された環境で影響を受けることが判明している。[1]

この脆弱性は入力サニタイズと出力エスケープの不備によって引き起こされ、CVSSスコアは5.5(中程度)と評価されている。攻撃者は管理者権限が必要であるものの、ネットワークを介して容易に攻撃を実行でき、影響範囲が変更可能であることから、早急な対応が求められる状況だ。

脆弱性の発見者はPham Van Tamで、WordFenceによってCVE-2024-13848として識別された。この脆弱性は特にマルチサイト環境で深刻な影響を及ぼす可能性があり、管理者権限を持つユーザーによって悪用された場合、訪問者のブラウザで任意のスクリプトが実行される危険性がある。

Reaction Buttons 2.1.6の脆弱性情報まとめ

項目 詳細
CVE番号 CVE-2024-13848
影響を受けるバージョン 2.1.6以前
脆弱性のタイプ Stored Cross-Site Scripting
CVSSスコア 5.5(MEDIUM)
必要な権限 管理者以上
影響を受ける環境 マルチサイトインストール、unfiltered_html無効環境

クロスサイトスクリプティングについて

クロスサイトスクリプティング(XSS)とは、Webアプリケーションの脆弱性の一種で、攻撃者が悪意のあるスクリプトをWebページに埋め込むことができる問題のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • ユーザーの入力データが適切にサニタイズされずにWebページに出力される
  • 攻撃者が任意のJavaScriptコードを実行可能
  • セッション情報の窃取やフィッシング詐欺などに悪用される可能性がある

Reaction Buttonsの脆弱性は、管理者権限を持つユーザーが管理画面から悪意のあるスクリプトを注入できる格納型XSSに分類される。この種の脆弱性は永続的な影響を及ぼす可能性があり、Webサイトの訪問者全員が攻撃の対象となる可能性があるため、特に注意が必要だ。

Reaction Buttons 2.1.6の脆弱性に関する考察

Reaction Buttonsの脆弱性は管理者権限が必要という点で攻撃のハードルは高いものの、マルチサイト環境での影響が深刻である点に注目すべきだ。WordPressの共同管理者間での信頼関係が損なわれる可能性があり、組織内での権限管理やセキュリティポリシーの見直しが必要になるだろう。

今後は同様の脆弱性を防ぐため、プラグイン開発者によるセキュリティレビューの強化とコードの品質管理が重要になってくる。特にユーザー入力を扱う部分での入力検証とエスケープ処理の徹底、そしてセキュリティテストの充実が求められるだろう。

この事例を教訓として、WordPressコミュニティ全体でのセキュリティ意識の向上と、プラグインの品質保証プロセスの改善が期待される。特にマルチサイト環境での権限管理とセキュリティ対策に関するベストプラクティスの確立が急務だ。

参考サイト

  1. ^ CVE. 「CVE: Common Vulnerabilities and Exposures」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2024-13848, (参照 25-02-27).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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