トレンドマイクロがサービスプロバイダ向けセキュリティプラットフォームを発表、4月1日から「Trend Vision One for Service Providers」の提供開始へ
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記事の要約
- トレンドマイクロがサービスプロバイダ向けセキュリティプラットフォームを発表
- 「Trend Vision One for Service Providers」を4月1日から提供開始
- マルチテナント機能やリモートマネージャーなどの管理機能を搭載
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トレンドマイクロ、サービスプロバイダ向けセキュリティサービス提供支援プラットフォームを4月から提供開始
トレンドマイクロ株式会社は、サービスプロバイダ向けセキュリティサービス提供支援プラットフォーム「Trend Vision One for Service Providers」を2025年4月1日から提供開始すると3月17日に発表した。本プラットフォームは主に中小企業を支援するリスクコンサルティング、脆弱性診断、マネージドサービス、マネージドセキュリティサービスなどを提供するサービスプロバイダを対象としており、自社サービスと組み合わせてエンドユーザー向けに提供することが可能となる。[1]
近年のサイバー攻撃によるビジネスリスクは深刻化しており、2024年だけでも数十億円の損失に結びついた事例が複数発生している状況を受けての提供となった。特に中小企業ではサイバーセキュリティ対策を担う人材確保が難しいという課題があり、サプライチェーンを意識したセキュリティ対策の必要性が高まっているのだ。
サービスプロバイダは本プラットフォームを導入することで、EPP(Endpoint Protection Platform)やEDR/XDR(Endpoint/Extended Detection and Response)、Cyber Risk Exposure Managementといった高度なセキュリティ機能をサービスとして顧客に提供できるようになる。トレンドマイクロの専任部隊が24時間365日対応するMDR(Managed Detection and Response)サービスとの連携により、サービスプロバイダは顧客支援業務に注力することが可能だ。
Trend Vision One for Service Providersの主な機能
機能カテゴリー | 詳細 |
---|---|
サービスプロバイダ向け管理機能 | 複数の顧客を一元管理、業種・規模毎のリスク指標比較が可能 |
EPP(Endpoint Protection Platform) | パターンマッチング、挙動監視、Webレピュテーション、機械学習型検索、仮想パッチ、アプリケーションコントロール |
EDR/XDR | 脅威検知、可視化、インシデント調査、原因特定、対処機能 |
Cyber Risk Exposure Management | デバイスベース・ユーザーベースのリスク状況把握、脆弱性管理、不審ログイン検知 |
MDR(Managed Detection and Response) | トレンドマイクロの専任部隊による24時間365日のサイバー攻撃監視 |
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サイバーリスク管理について
サイバーリスク管理とは、組織のデジタル資産や情報システムに対する脅威を特定、評価、対応するための体系的なアプローチのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 組織のIT環境全体における脆弱性や潜在的脅威の継続的な評価
- リスクの優先順位付けによる効率的なセキュリティリソースの配分
- インシデント発生前の予防的対策と発生後の迅速な対応策の両立
トレンドマイクロの「Trend Vision One for Service Providers」に含まれるCyber Risk Exposure Management機能は従来のツールと比較して包括的なアプローチを提供している。法人組織のネットワークに接続されているPCやサーバなどのデバイスベースの分析に加え、ユーザーベースでのリスク状況把握が可能であり、OSやソフトウェアの脆弱性検出や不審なログイン試行の検知など多角的な視点からのリスク管理を実現するものだ。
参考サイト
- ^ トレンドマイクロ株式会社. 「サービスプロバイダ向けセキュリティサービス提供支援プラットフォーム「Trend Vision One™ for Service Providers」を提供 | トレンドマイクロ (JP)」. https://www.trendmicro.com/ja_jp/about/press-release/2025/pr-20250317-01.html, (参照 25-03-20). 6781
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