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ダイセーグループが社内コミュニケーションアプリ「みんポス」を開発、現場社員の孤立感解消とつながりの強化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ダイセーグループが社内コミュニケーションアプリ「みんポス」を開発、現場社員の孤立感解消とつながりの強化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • ダイセーグループが社内コミュニケーションアプリ「みんポス」を開発
  • ポイント付きで感謝メッセージを送り合えるシステムを実装
  • 1年間の実証実験で現場社員の利用率77%を達成

ダイセーグループの社内コミュニケーションアプリ開発

ダイセーホールディングス株式会社は、物流業界における現場社員間のコミュニケーション課題を解決するため、グループ内で新アプリ「みんポス」を開発し、2024年2月より試験導入を開始した。このアプリは、グループ内の株式会社DX研究所とDaisei VEHO Worksが共同で開発を行い、1年間の実証実験を経て、グループ全体への展開を目指している。[1]

アプリの特徴として、社員同士がポイント付きで感謝や称賛のメッセージを送り合える機能を実装しており、貯まったポイントはAmazonギフト券や自社キャラグッズ、自社農園の野菜などと交換することが可能となっている。現場の隙間時間での利用を考慮し、ワンクリックで定型文を選択して送れる機能も搭載されている。

1年間の実証実験では、グループ内3社での導入により、累計付与ポイントの74%が実際に使用されるなど、高い利用率を記録している。特に現場サイドでは77%、バックオフィス側では68%の利用率を達成し、センター長などの中心的な人物の積極的な活用が従業員全体の使用率向上につながっている。

みんポスの主な機能と特徴まとめ

項目 詳細
開発主体 株式会社DX研究所、Daisei VEHO Works
導入開始時期 2024年2月
主な機能 ポイント付きメッセージ送信、定型文選択機能
ポイント交換アイテム Amazonギフト券、自社キャラグッズ、自社農園野菜
実証実験結果 現場利用率77%、バックオフィス利用率68%

コミュニケーション課題について

コミュニケーション課題とは、組織内での情報や感情の伝達における問題点を指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • シフト制勤務による対面機会の減少
  • 一人作業が多い職種での孤立感
  • 多国籍人材の増加による意思疎通の複雑化

物流業界では、トラックドライバーや倉庫作業員など、一人での業務やシフト制勤務が多い職種が特徴的である。このような環境下では、社員同士が顔を合わせる機会が限られており、組織の一体感や協力関係の構築に課題が生じやすい。

社内コミュニケーションアプリに関する考察

現場社員の利用率が77%に達したことは、アプリの使いやすさと実用性の高さを示している。特にワンクリックでの定型文送信機能は、業務の合間での気軽な使用を可能にし、日常的なコミュニケーションツールとしての定着に貢献しているだろう。

今後の課題として、バックオフィス側の利用率向上が挙げられる。現場とバックオフィスの利用率の差は、業務形態の違いによるものと考えられるが、部門間のコミュニケーション活性化のためには、バックオフィス側の参加を促進する施策が必要となるだろう。

外部企業への展開においては、業界特性に応じたカスタマイズ機能の充実が重要となる。工場勤務やインフラ系など、異なる業態での活用を見据えた機能拡張と、各企業の福利厚生制度との連携強化が期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ダイセーグループ、現場社員の「つながり不足」を解消するアプリを開発 | ダイセーホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000105879.html, (参照 25-04-07).
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