アルファプロジェクトがAI組込みボード「AP-RZV2-0A」を発表、高性能エッジAI処理の実現へ

PR TIMES より
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記事の要約
- アルファプロジェクトがAI組込みボード「AP-RZV2-0A」を発表
- ルネサス製RZ/V2H搭載で高性能AI処理を実現
- 最大4台のカメラ接続とビジョンAI処理が可能
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RZ/V2H搭載の組込みボードコンピュータが新登場
株式会社アルファプロジェクトは、ルネサス エレクトロニクス製の最新MPU「RZ/V2H」を搭載した組込みボードコンピュータ「AP-RZV2-0A」を2025年4月8日より発売することを発表した。近年のエッジAIの需要増加に応えるため、ハイエンドAI MPUを搭載したボードの自社開発に踏み切ったのである。[1]
AP-RZV2-0Aは電力性能10TOPS/Wならびにファンレス状態で最大80TOPSのAI推論性能を実現し、内蔵のマルチコアCPUと組み合わせて高効率な処理を実装することが可能となっている。OpenCV処理においてはCPU動作と比較して最大16倍の高速化を実現するアクセラレータを搭載しているのだ。
新製品はロボット、画像検査装置、ドローン、監視カメラなどにおける物体検出、人検出、領域分類などのAIテクノロジーを必要とするシステムの研究開発や製品開発、学術研究に最適な組込みボードコンピュータとなっている。年間1,000台の生産を目標として、日本国内のISO9001認証工場で生産を行う予定だ。
AP-RZV2-0Aの主な仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
AI処理性能 | 電力性能10TOPS/W、最大80TOPS(ファンレス) |
カメラ接続 | MIPI CSI-2コネクタ×4ポート |
映像出力 | MIPI DSIコネクタ×1ポート |
拡張インターフェース | M.2スロット(PCI Express) |
USB接続 | USB 3.2 Gen2 Host×2、USB 2.0 Function×1 |
開発環境 | Linux SDK、回路図提供 |
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TOPSについて
TOPSとは「Tera Operations Per Second」の略称で、システムが1秒間に実行できる演算回数を兆単位で表す指標のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- AI処理性能を定量的に評価する指標
- 数値が大きいほど高性能な演算処理が可能
- 電力効率と組み合わせて性能評価に使用
AP-RZV2-0Aは電力性能10TOPS/Wという高い効率性と、ファンレス状態での最大80TOPSという処理性能を両立している。このような高い演算性能により、エッジデバイスでのリアルタイムAI処理やビジョンAI処理を効率的に実行することが可能となっている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「強力なAI処理機能を搭載の組込みボードコンピュータ「AP-RZV2-0A」を発売 | 株式会社アルファプロジェクトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000122993.html, (参照 25-04-07). 2807
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