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つくば市とKANNAの実証実験で職員の残業時間26.5%削減、公共施設設備業務のDX化に向け成果を公開

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

つくば市とKANNAの実証実験で職員の残業時間26.5%削減、公共施設設備業務のDX化に向け成果を公開

PR TIMES より


記事の要約

  • つくば市がKANNAを活用した実証実験の最終報告を発表
  • 職員の残業時間が約26.5%削減される効果を確認
  • 協力会社の約8割が業務効率化を実感と回答

つくば市とKANNAの実証実験で公共施設整備業務の効率化を実現

株式会社アルダグラムは茨城県つくば市と連携し、現場DXサービス「KANNA」を活用した公共施設整備業務の効率化に向けた実証実験の最終報告を2025年4月8日に発表した。つくば市では人口拡大に伴う公共施設の新設・改修業務の増加により施工管理業務の負担が増大しており、情報共有の課題や業務の属人化などの問題を抱えていたのだ。[1]

実証実験では中根・金田台地区小学校建設工事や谷田部中学校工事など複数の施設を対象として、KANNAのチャット機能を活用することで職員の残業時間を約26.5%削減することに成功した。外出先での情報共有や空き時間での返信が可能になり、業務効率が大幅に向上している。

さらに協力会社へのアンケートでは80%が業務効率化を実感したと回答し、つくば市職員と協力会社の90%が関係者との情報共有がタイムリーになったと評価している。資料や写真、連絡内容の一元管理により、不具合事例などの重要情報を関係者間で迅速に共有できるようになった。

実証実験の成果まとめ

項目 詳細
残業時間削減効果 約26.5%削減
業務効率化の実感 協力会社の80%が実感
情報共有の改善 関係者の90%が効率化を実感
主な対象業務 小学校建設工事、中学校工事、施設改修設計など
改善された課題 情報共有の迅速化、業務の属人化防止、進捗管理の効率化

現場DXサービスについて

現場DXサービスとは、建設現場などのノンデスクワーク業界における業務効率化を実現するためのデジタルツールのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 現場での情報共有と進捗管理のデジタル化
  • ペーパーレス化による業務効率の向上
  • リアルタイムなコミュニケーション機能の提供

現場DXサービスはつくば市の実証実験でも効果が実証されており、公共施設整備課のみならず他部署への展開も検討されている。特に災害や緊急時において、場所を問わず関係者間での迅速な情報共有と早期対応が可能になるため、行政サービスの向上に貢献することが期待されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「つくば市と現場DXサービス「KANNA」、実証実験の最終報告を発表 | 株式会社アルダグラムのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000058603.html, (参照 25-04-09).
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