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公開：2025-04-10

クロスログ社とメディサージュ社がシステム連携を開始、訪問診療のスケジュール管理効率化に向け電子カルテとの連携を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• クロスログ社とメディサージュ社がシステム連携を開始
• HAYATE/NEOとCrossLogで診療スケジュール管理を効率化
• 新規患者情報の二重登録を削減する機能を実装

クラウド型電子カルテHAYATE/NEOとCrossLogのシステム連携開始

クロスログ株式会社は株式会社メディサージュが提供する中小病院向けクラウド型電子カルテHAYATE/NEOとのシステム連携を2025年4月9日より開始した。両システムの連携により、医療機関における訪問診療のスケジュール管理と患者情報の登録作業が大幅に効率化されることになる。^[1]

HAYATE/NEOは情報を一つの画面に集約することで画面切り替えを最小限に抑え、複数のスタッフが同時にカルテを確認・記載できる設計となっている。医療DXや最新の政策動向に対応しており、さまざまな部門システムとの連携機能によって医療サービスの効率化を実現することが可能だ。

一方のCrossLogは訪問診療に特化したスケジュール管理ソフトで、医療現場のデジタル化を推進する機能を提供している。在宅医療で主要な電子カルテと連携する機能を備えており、医療の質の向上や患者満足度の向上に貢献することが期待されている。

システム連携の機能まとめ

HAYATE/NEOの詳細はこちら

医療DXについて

医療DXとは、デジタルトランスフォーメーションの医療分野への適用を指し、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 医療情報のデジタル化による業務効率の向上
• 電子カルテやスケジュール管理による医療サービスの質的向上
• システム連携による医療機関全体の生産性向上

HAYATE/NEOとCrossLogのシステム連携は、医療DXの具体的な実践例として位置づけられる。訪問診療における煩雑な作業をデジタル化によって効率化し、医療従事者が本来の医療業務に専念できる環境を整備することで、医療サービスの質的向上に寄与している。

HAYATE/NEOとCrossLogのシステム連携に関する考察

医療現場における訪問診療の需要が高まる中、効率的なスケジュール管理と患者情報の一元化は喫緊の課題となっている。HAYATE/NEOとCrossLogのシステム連携は、この課題に対する具体的な解決策として評価できるものの、医療機関側のシステム導入コストや運用体制の整備が新たな課題として浮上する可能性がある。

今後は患者情報の連携にとどまらず、診療記録や処方箋情報など、より広範なデータ連携への拡張が期待される。特に地域医療連携や多職種連携を視野に入れた機能拡充により、より包括的な医療サービスの提供が可能になるだろう。

セキュリティ面での配慮も重要な検討事項となっている。医療情報の機密性を確保しつつ、システム間でのスムーズなデータ連携を実現するためには、より高度なセキュリティ対策と運用ガイドラインの整備が必要となる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「中小病院向けクラウド型電子カルテ「HAYATE/NEO」と訪問診療専用スケジュール管理ソフト「CrossLog」のシステム連携を開始 | クロスログ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000073292.html, (参照 25-04-10).
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