シーセットとゴードーが製品連携を開始、3DTascalX/LightとNAZCA5で3次元データ活用が効率化へ

PR TIMES より
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記事の要約
- シーセットとゴードーが製品連携を6月より開始
- 3DTascalX/LightがNAZCA5と連携し効率的なNCプログラム作成が可能に
- 主要な3Dデータ形式に対応し2次元加工データへの変換が容易に
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3DTascalX/LightとNAZCA5の製品連携開始
株式会社シーセットは3Dハイスペックビューア「3DTascalX/Light」と株式会社ゴードーが提供する2次元CAD/CAM「NAZCA5」との製品連携を2025年6月より開始する。製品連携により、様々な形式の3次元データを3DTascalX/Lightで読み込み、NAZCA5で効率的なNCプログラム作成が可能となるのだ。[1]
近年3次元データでの取引が主流となっているが、加工現場では2次元データを基にNCプログラムを作成することが一般的となっている。従来NAZCA5ではIGES形式の3次元データしか扱えなかったが、今回の連携によりParasolid、STEP、SOLIDWORKS、CATIA V5、ACISといった主要な3Dデータ形式の読み込みに対応することが可能になった。
製品連携開始に伴い、ゴードーが販売する従来製品「ナスカ・プロ3Dビュー」ユーザー向けのお乗り換えキャンペーンと、ナスカシリーズユーザー向けのNAZCA5連携キャンペーンも同時に開始される。両社は今後も加工現場の効率化・生産性向上を支援していく方針だ。
3DTascalX/LightとNAZCA5の連携機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
製品連携開始時期 | 2025年6月 |
対応3Dデータ形式 | Parasolid、STEP、SOLIDWORKS、CATIA V5、ACIS |
特別価格(1年ライセンス) | お乗り換えキャンペーン:74,800円(税込)、NAZCA5連携キャンペーン:85,800円(税込) |
サポートメニュー | 13,200円(税込) |
販売目標 | 年間300社 |
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NCプログラムについて
NCプログラムとは、工作機械を数値制御するためのプログラムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 工作機械の動作を数値で制御し自動化を実現
- 2次元データから加工指示を生成し精密な加工を可能に
- 効率的な製造プロセスの確立に貢献
製造業における3次元データの活用が進む中、NCプログラムの作成効率化は重要な課題となっている。3DTascalX/LightとNAZCA5の連携により、3次元データから2次元データへの変換作業が効率化され、NCプログラムの作成時間短縮が期待できるだろう。
3DTascalX/LightとNAZCA5の連携に関する考察
3DTascalX/LightとNAZCA5の連携により、3次元データの取り扱いが大幅に効率化されることは製造業界にとって重要な進展となる。特に従来IGES形式のみだった対応が、主要な3Dデータ形式に拡大されることで、データ変換にかかる時間とコストの削減が実現できるだろう。
今後の課題として、異なる3Dデータ形式間での互換性の確保や、変換精度の維持が挙げられる。さらに加工現場での実際の運用においては、従来の作業フローからの移行をスムーズに行うための教育支援やマニュアルの整備も重要になってくるだろう。
製造業のデジタル化が進む中、3次元データの活用は今後さらに重要性を増すと考えられる。両社の連携を通じて、より多くの加工現場でデジタルトランスフォーメーションが促進され、製造業全体の生産性向上につながることを期待したい。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「3Dハイスペックビューア「3DTascalX/Light」が、2次元CAD/CAM『ナスカ』の最新シリーズ「NAZCA5」と連携開始! | 株式会社シーセットのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000047075.html, (参照 25-04-10). 3151
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