公開:

次世代移動支援技術開発コンソーシアムがAIスーツケースの実証実験を開始、大阪・関西万博での長期運用で技術検証へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

次世代移動支援技術開発コンソーシアムがAIスーツケースの実証実験を開始、大阪・関西万博での長期運用で技術検証へ

PR TIMES より


記事の要約

  • 視覚障がい者向けAIスーツケースの実証実験を開始
  • 大阪・関西万博で4月13日から長期運用を実施
  • ショート・ロングの2種類のツアーコースを提供

AIスーツケースの大阪・関西万博での実証実験が始動

次世代移動支援技術開発コンソーシアムと日本科学未来館は、視覚障がい者向けナビゲーションロボット「AIスーツケース」の大阪・関西万博での実証実験の体験予約受付を2025年4月11日より開始した。アルプスアルパイン、オムロン、清水建設、日本IBMの4社が参画するこの取り組みでは、万博会場内での長期的な実証運用を通じて技術検証を進めていく。[1]

大阪・関西万博での実証実験は2025年4月13日から10月13日まで実施され、ロボット&モビリティステーションを起点として、建物周辺やゲート広場、大屋根リング上下での散策が可能となっている。実験では複数のAIスーツケースを同時運用し、社会実装に向けた運用モデルの技術的課題の検証を重点的に行うことになった。

AIスーツケースは未来館での定常的な試験運用を通じてナビゲーション技術の向上に取り組んでおり、今回の実証実験では日本語、英語、中国語に対応し、1台あたり1~4名程度の利用が可能となっている。体験は事前予約制で、視覚障がい者は体験日の1か月前から電話やメールでの予約が可能だ。

AIスーツケース実証実験の詳細まとめ

項目 詳細
実施期間 2025年4月13日~10月13日
実施時間 9:45~17:45
体験コース ショート・ツアー(約20分)、ロング・ツアー(約50分)
対応言語 日本語、英語、中国語
定員 1台あたり1~4名程度
予約方法 一般:予約サイト、視覚障がい者:電話・メール
AIスーツケース体験予約はこちら

自律型ナビゲーションロボットについて

自律型ナビゲーションロボットとは、人工知能技術を活用して自律的に経路を計算し、目的地まで誘導する機能を持つロボットシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • センサーとAIによる環境認識と経路計算
  • リアルタイムな障害物回避と安全な誘導
  • ユーザーの移動をサポートする自動追従機能

AIスーツケースは日本科学未来館での試験運用を通じて、大型ショッピングモールや空港、屋外公共エリアでの実証実験を重ねており、ナビゲーション技術の向上に取り組んでいる。2024年4月からは未来館で毎日定常的な試験運用を行い、より多くの実証データを蓄積することでサービスの信頼性向上を目指している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「自律型ナビゲーションロボット「AIスーツケース」実証実験 大阪・関西万博での体験予約受付を開始 | 日本アイ・ビー・エム株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000622.000046783.html, (参照 25-04-12).
  2. 1942
  3. IBM. https://www.ibm.com/jp-ja

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「AI」に関するコラム一覧「AI」に関するニュース一覧
アーカイブ一覧
AIに関する人気タグ
AIに関するカテゴリ
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。