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公開：2025-05-20

JobRainbowがD&I AWARD 2025の応募受付開始、TIC賞応募要件を簡素化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• JobRainbowがD&I AWARD 2025の応募受付を開始
• 応募期間は2025年6月16日?9月12日
• TIC賞応募要件を簡素化し、応募促進

D&I AWARD 2025の概要

株式会社JobRainbowは、2025年5月19日、ダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）推進に取り組む企業を表彰する「D&I AWARD 2025」の応募受付を開始した。これは2021年に始まり、今年で5回目の開催となるアワードだ。2024年度には710の企業・団体が参加しており、今年はより多くの企業・団体の応募を期待している。

「D&I AWARD」は「認定」「D&I AWARD賞・D&I AWARD大賞」「トップインクルーシブカンパニー（TIC）賞」の3つの賞で構成され、多角的にD&Iを評価する仕組みとなっている。昨年度からの変更点として、TIC賞への応募要件を選択制としたことが挙げられる。これは、従来の応募要件ではエントリーが難しいという声が多数寄せられたためだ。

応募対象は日本国内で活動する企業、非営利団体、教育・研究機関、自治体などである。応募受付期間は2025年6月16日（月）10時?9月12日（金）23時59分までで、費用は無料だ。結果公表は2025年12月を予定しており、応募企業・団体への結果通知は11月中に行われる。

D&I AWARD 2025応募要項

応募ページ

D&Iについて

D&Iとは、ダイバーシティ（多様性）とインクルージョン（包摂）を合わせた言葉で、「多様性を尊重し活かしていくこと」を指す。D&Iアワードは、D&Iに取り組む企業を表彰・認定し、ロールモデルとして紹介することで、これからD&Iに取り組む企業を後押しすることを目的としている。

• 多様性尊重
• 包摂性向上
• ロールモデル提示

また、多角的な独自指標を用いて「新たなD&Iのあり方」を提示することで、日本企業全体のD&I推進と、D&Iがあたりまえの社会の実現を目指すのだ。

D&I AWARD 2025に関する考察

D&I AWARD 2025は、TIC賞の応募要件を簡素化することで、より多くの企業の参加を促進しようとしている点が評価できる。これは、企業のD&I推進を促進する上で非常に重要な取り組みだ。しかし、応募要件の簡素化によって、審査の厳格さが低下する可能性も懸念される。そのため、審査基準の明確化や、審査員の選定にさらに注意を払う必要があるだろう。

今後起こりうる問題としては、応募数の増加に伴う審査体制の負担増加が挙げられる。応募数の増加に対応するためには、審査員の増員や審査プロセスの効率化が必要となるだろう。また、応募企業の質を維持するためには、審査基準の明確化と厳格な審査体制の維持が不可欠だ。

今後追加してほしい機能としては、応募企業間のネットワーク構築支援機能が挙げられる。応募企業同士が交流し、互いに学び合うことで、D&I推進の更なる加速が期待できる。また、D&Iに関する最新の知見や事例を提供するプラットフォームの構築も重要となるだろう。これにより、応募企業はD&Iに関する情報を容易に得ることができ、より効果的なD&I推進活動を行うことができる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「D&Iをリードする企業を認定・表彰する、日本最大級の「D&I AWARD」を、2025年度も開催いたします！ | 株式会社JobRainbowのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000017747.html, (参照 25-05-20).
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