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イノベーション・エンジンがTenstorrentのシリーズDラウンドに出資、AI半導体事業の日本展開が本格化へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

イノベーション・エンジンがTenstorrentのシリーズDラウンドに出資、AI半導体事業の日本展開が本格化へ

PR TIMES より


記事の要約

  • IEがTenstorrentのシリーズDラウンドに出資
  • 総額6億9300万ドルの資金調達を達成
  • 日本市場への本格展開を加速

Tenstorrentのシリーズ D ラウンドへの出資と日本市場強化

イノベーション・エンジン株式会社は次世代AI半導体のファブレスメーカーTenstorrentのシリーズDラウンドへの出資を2024年12月4日に公開した。本ラウンドでは総額6億9300万ドルの資金調達を達成し、国内外の多様な投資家が参画することになっている。日本市場への取り組みを強化し、人材の拡充やエコシステムの拡大を進めているのだ。[1]

Tenstorrentは独自のTensixコアを用いた人工知能向けコンピューターの開発と販売を行っており、市場の他のプレーヤーとは一線を画すオープンソースソフトウェアスタックを提供している。シリコンの所有とカスタマイズを希望する顧客に対してAIとRISC-V IPのライセンスを提供するようになった。

シリーズDラウンドで調達した資金を活用し、オープンソースのAIソフトウェアスタックの構築やグローバルな開発・デザインセンターの拡大を継続している。日本にハイパフォーマンス・コンピューティング・デザインセンターを設立し、日本市場での事業展開を本格化するようになった。

Tenstorrentの資金調達まとめ

項目 詳細
調達金額 6億9300万ドル
資金使途 オープンソースAIソフトウェアスタック構築、人材雇用、AI開発者向けシステム構築
日本展開 ハイパフォーマンス・コンピューティング・デザインセンター設立
主力製品 Tensixコアを用いた人工知能向けコンピューター
提供サービス AIとRISC-V IPのライセンス提供、オープンソースソフトウェアスタック
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RISC-Vについて

RISC-Vとは、オープンソースの命令セットアーキテクチャ(ISA)であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • オープンソースで誰でも自由に使用可能
  • モジュール性が高く柔軟なカスタマイズが可能
  • 低消費電力と高性能を両立した設計

RISC-Vアーキテクチャは、Tenstorrentが提供するAI向けコンピューターの重要な構成要素となっており、高い拡張性と柔軟性を実現している。AIワークロードに最適化された独自のTensixコアと組み合わせることで、効率的な処理を実現することが可能になっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「イノベーション・エンジン、TenstorrentのシリーズDラウンドへの出資を発表 | イノベーション・エンジン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000153948.html, (参照 24-12-05).

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