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出光興産が世界初の植物由来レーシングエンジンオイルを開発、SUZUKA S耐での実績を活かし海外展開を本格化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

出光興産が世界初の植物由来レーシングエンジンオイルを開発、SUZUKA S耐での実績を活かし海外展開を本格化

PR TIMES より


記事の要約

  • 出光興産が植物由来レーシングエンジンオイルを発売
  • ベースオイルの80%以上に植物由来原材料を使用
  • SUZUKA S耐で採用され実戦での性能を実証

植物由来レーシングエンジンオイルの開発と販売開始

出光興産株式会社は、レース性能とAPI認証を持つ世界初の植物由来レーシングエンジンオイル「IDEMITSU IFG Plantech Racing」を2024年12月3日から海外公式オンラインショップで販売を開始した。本製品は潤滑油の80%以上を占めるベースオイルに植物由来の原材料を使用しており、環境負荷の低減と高い性能を両立している。[1]

当社独自のテーラーメイド調合技術により、摩擦抵抗によるパワーロスを低減するモリブデンと油膜保護性能を高める高粘度植物由来エステルを組み合わせることで、過酷なレース環境でも使用可能な性能を実現した。2024年9月末のSUZUKA S耐では「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」に採用され、その性能が実証されている。

本製品の販売は初期段階としてタイ、オーストラリア、シンガポール、マレーシア向けに開始され、その他の国々においても順次展開される予定だ。日本国内からは海外ECサイト経由での購入が可能となっており、環境に配慮した高性能オイルの選択肢が広がっている。

IDEMITSU IFG Plantech Racingの特徴まとめ

項目 詳細
商品名 IDEMITSU IFG Plantech Racing
粘度グレード 0W-20
荷姿 4L缶・1L缶
主要技術 モリブデン×植物由来エステルテクノロジー
販売開始日 2024年12月3日
販売地域 タイ、オーストラリア、シンガポール、マレーシア
商品の詳細はこちら

テーラーメイド調合技術について

テーラーメイド調合技術とは、特定の目的や用途に応じて最適な成分配合を実現する高度な調合手法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 個別の要件に合わせた成分の最適化が可能
  • 複数の機能性成分を高度にバランス調整
  • 目的に応じた性能の最大化を実現

出光興産は1911年の創業以来、潤滑油の緻密なテーラード処方にこだわり続け、独自の技術力を磨いてきた実績がある。この技術を活用することで、植物由来の原材料を使用しながらも高い性能を実現し、環境負荷の低減と性能向上を両立させることに成功している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「レースへの採用実績を持つ植物由来のレーシングエンジンオイル「IDEMITSU IFG Plantech Racing」12月3日から当社潤滑油の海外公式オンラインショップで販売 | 出光興産株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000529.000023740.html, (参照 24-12-05).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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