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公開：2024-12-13

センチュリー21加盟店で家賃のクレジットカード決済を開始、JCBなど主要カードに対応しキャッシュレス化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• センチュリー21加盟店で家賃のクレジットカード決済を開始
• JCB、Visa、Mastercardなど主要カードブランドに対応
• 家賃保証会社を含む4社の協業で実現

センチュリー21加盟店における家賃のクレジットカード決済サービス開始

センチュリー21・ジャパンは、JCB、SBペイメントサービス、新日本信用保証との協業により、センチュリー21フランチャイズ加盟店において家賃のクレジットカード決済の受付を2024年12月10日より順次開始すると発表した。JCBブランドのほか、Visa、Mastercard、American Express、Diners Clubのクレジットカードが利用可能となる展開が進められている。^[1]

現状の家賃・管理費の支払い方法は、口座からの自動引落しが51パーセント、現金が20パーセント、クレジットカードが15パーセントとなっており、キャッシュレス決済の導入が課題となっていた。新日本信用保証を含んだ協業体制の構築により、家賃保証料と家賃の合算額をクレジットカードで決済することが可能となるだろう。

入居希望者は賃貸借契約申し込み時に新日本信用保証を家賃保証会社として指定し、審査通過後にクレジットカード情報を登録することで利用が開始できる。海外国籍の方など、連帯保証人の設定が難しい場合でも審査の申し込みが可能となっている。

家賃のクレジットカード決済における特徴まとめ

クレジットカード決済について

クレジットカード決済とは、商品やサービスの代金をその場で現金を支払うことなく、後日まとめて支払うことができる決済方式のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 利用時にポイントや特典が付与される場合がある
• 支払いを分割やリボ払いにすることができる
• オンラインでの支払いや定期的な支払いに便利

家賃支払いにおけるクレジットカード決済の導入は、キャッシュレス決済の普及が課題となっている不動産業界において重要な取り組みとなっている。NIRA総合研究開発機構の調査では、家賃・管理費の支払い方法において、クレジットカード決済は15パーセントにとどまっており、今後の普及拡大が期待されているだろう。

家賃のクレジットカード決済に関する考察

家賃のクレジットカード決済サービスの導入により、入居者は支払い方法の選択肢が広がり、ポイント還元などの恩恵を受けることが可能になった。特に海外からの入居者や連帯保証人の確保が困難な入居希望者にとって、審査の選択肢が増えることは大きなメリットとなるだろう。

現状では口座引き落としや現金払いが主流となっている家賃支払いにおいて、クレジットカード決済の導入には家賃保証会社との連携が不可欠となっていた。今回の協業により、賃貸契約特有の課題を解決し、キャッシュレス化を促進する可能性が高まっている。

今後は他の不動産事業者も同様のサービスを導入する可能性があり、家賃支払いのキャッシュレス化が加速すると予想される。特に若年層や外国人居住者の増加に伴い、クレジットカード決済のニーズは更に高まっていくものと考えられる。

参考サイト

1. ^ 株式会社センチュリー２１・ジャパン. 「賃貸物件の家賃クレジットカード決済に向けた協業開始のお知らせ」. https://pdf.irpocket.com/C8898/BSCD/R9ZI/qSSF.pdf, (参照 24-12-13).

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