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公開：2024-12-19

モリタグループがインドに新会社MORITA DENTAL INDIAを設立、歯科医療機器の販売で南アジア市場に本格参入

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• モリタグループがインドに新会社を設立し本格参入
• 2024年12月20日より事業開始を予定
• インド最大の展示会に出展し販路拡大を目指す

モリタグループによるMORITA DENTAL INDIAの設立と事業開始

株式会社モリタ、株式会社モリタ製作所、株式会社モリタ東京製作所は、インドのハリヤーナ州グルガオンにMORITA DENTAL INDIA PRIVATE LIMITEDを2023年11月23日に設立した。モリタグループは2024年12月20日より歯科医療機器の輸入および販売事業を開始する予定であり、インド市場への本格参入を果たすことになる。^[1]

新会社の事業開始に合わせて、インド・ニューデリーで開催されるEXPODENT INTERNATIONAL INDIA 2024への出展が決定している。展示会は2024年12月20日から23日にかけて開催され、インド最大の展示会として知られており、モリタグループの南アジア市場での存在感を高める重要な機会となるだろう。

モリタグループはかねてよりインドに駐在員事務所を置き、南アジア市場での活動を展開してきた。今回の現地法人設立により、経済成長の著しいインド市場での販路拡大とモリタブランドの浸透を加速させることが期待される。

MORITA DENTAL INDIAの概要

MORITA DENTAL INDIAの詳細はこちら

歯科医療機器について

歯科医療機器とは、歯科診療で使用される専門的な医療機器および設備のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 診療用チェアやレントゲン装置など多岐にわたる機器を含む
• 高度な技術と品質管理が要求される医療機器
• 各国の医療機器規制に準拠した製品開発が必要

モリタグループは1916年の創業以来、歯科医療機器の分野で革新的な製品を提供してきた実績がある。特に水平位診療システムの世界初開発など、人間中心の使いやすさを重視した製品開発で歯科医療の発展に貢献している。

インド市場進出に関する考察

モリタグループのインド市場への本格参入は、急成長する南アジアの医療機器市場において戦略的な意義を持つ。インドの歯科医療市場は経済成長とともに拡大を続けており、日本の高品質な歯科医療機器に対する需要は今後さらに高まることが予想されるだろう。

一方で、インド市場特有の規制や商習慣への対応が課題となる可能性がある。現地法人の設立により市場に密着した事業展開が可能となるが、競合他社との差別化や価格戦略の構築が今後の成功の鍵を握るだろう。

駐在員事務所から現地法人への発展は、より強固な事業基盤の確立を意味する。インドでの成功モデルを確立することで、他の新興国市場への展開も視野に入れることが可能となるはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「新会社「MORITA DENTAL INDIA PRIVATE LIMITED」の設立・事業開始について | 株式会社モリタのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000073017.html, (参照 24-12-19).

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