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公開：2024-12-20

UPSIDERがMicrosoft Teams向け機能を拡充、AIによる証憑の自動解析と決済通知が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• UPSIDERがMicrosoft Teams連携機能を拡充
• AIによる証憑の自動解析・自動紐付けが可能に
• カード決済通知のリアルタイム送信に対応

法人カードUPSIDERのMicrosoft Teams連携機能強化

株式会社UPSIDERは法人カード「UPSIDER」において、2024年12月18日にMicrosoft Teams向けの新機能をリリースした。既存のSlack連携で好評だったAIによる証憑の自動解析・自動紐付け機能やカード決済のリアルタイム通知機能がMicrosoft Teamsでも利用可能になり、経理業務の大幅な効率化を実現している。^[1]

UPSIDERは2024年1月からの電子帳簿保存法やインボイス制度への対応を見据え、2023年12月からMicrosoft Teams連携を開始している。AIチャット型業務ツール「UPSIDER Coworker」を活用することで、従業員による証憑提出が容易になり、AIによる決済データとの自動紐付けが可能になった。

法人カード「UPSIDER」の利用企業は数千社以上に上り、利用継続率は99%以上を維持している。累計決済額は4,500億円以上、累計与信枠は1兆円を突破しており、特に上場企業からの採用が増加傾向にある。

Microsoft Teams連携機能の詳細まとめ

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電子帳簿保存法について

電子帳簿保存法とは、帳簿書類を電子データで保存することを認める法律であり、2024年1月から新たな要件が義務化された。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 電子取引データの電子保存が法的に義務付け
• タイムスタンプや検索機能などの要件を満たす必要あり
• 経理業務のペーパーレス化とデジタル化を促進

UPSIDERはJIIMA認証の「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」と「電子取引ソフト法的要件認証」を取得しており、企業の法令順守を支援している。AIによる証憑の自動解析・紐付け機能は、電子帳簿保存法対応における業務効率化に大きく貢献するだろう。

Microsoft Teams連携機能に関する考察

UPSIDERのMicrosoft Teams連携機能強化は、デジタルトランスフォーメーションを推進する企業にとって重要な進展となっている。特にAIによる証憑の自動解析・紐付け機能は、経理担当者の作業負担を大幅に軽減し、人的ミスの削減にも寄与するだろう。

ただし、AIによる自動解析の精度向上や、より複雑な経費精算パターンへの対応が今後の課題として考えられる。解決策としては、機械学習モデルの継続的な改善や、ユーザーフィードバックを活用した機能改善が有効だろう。

今後はグローバル展開を見据えた多言語対応や、より高度な分析機能の追加が期待される。法人カードの利用データを活用した経営分析や予算管理機能の拡充により、企業の意思決定支援ツールとしての価値も高まるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「法人カード「UPSIDER」、AIによる証憑の自動解析・自動紐付けなど、人気機能がMicrosoft Teamsにも対応 | 株式会社UPSIDERのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000185.000076272.html, (参照 24-12-20).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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