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公開：2024-12-20

AIoTクラウドがWIZIoT遠隔監視を機能強化、工場設備の異常をスマホで記録可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• AIoTクラウドがWIZIoT遠隔監視の機能を強化
• 異臭や異音の設備点検結果をスマホで記録可能に
• 点検結果の承認から報告書作成までペーパーレス化

AIoTクラウドがWIZIoT遠隔監視の現場DX支援機能を強化

シャープの子会社である株式会社AIoTクラウドは、AIを活用した工場設備の巡回・点検業務の効率化を実現するWIZIoT遠隔監視サービスの現場DX支援機能を12月18日に提供開始した。製造現場における労働力不足の深刻化を踏まえ、巡回や設備点検など現場の業務負担軽減に貢献することを目指したSaaS型のサービスへと進化している。^[1]

新機能では工場設備の巡回時に、現場の異臭や異音、液漏れなどの設備点検結果をスマートフォンで簡単に記録することが可能になった。スマートフォンアプリの選択肢から選ぶだけで異常の記録とともにメモを追記したり、カメラで撮影した画像を添付したりすることができるようになっている。

点検結果の記録から承認までの一連の作業もペーパーレス化を実現しており、点検者がスマートフォンアプリから承認依頼を行うと承認者にメールで通知される。承認者はオンラインで点検結果を確認できるため、従来の紙の点検票から表計算アプリへの転記といった手間を大幅に削減することが可能だ。

WIZIOT遠隔監視の新機能まとめ

DXについて

DXとはデジタルトランスフォーメーション（Digital Transformation）の略称で、デジタル技術を活用して業務プロセスを変革することを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 既存の業務プロセスをデジタル化し効率を向上
• 人手作業の自動化によって労働力不足に対応
• データの収集・分析による業務改善を実現

製造現場におけるDXは、点検業務の効率化や作業負担の軽減、ヒューマンエラーの防止などに貢献している。AIoTクラウドのWIZIoT遠隔監視サービスでは、AIによるメーター読み取りや点検結果のデジタル記録、承認プロセスのペーパーレス化などを通じて、製造現場のDXを推進している。

参考サイト

1. ^ SHARP. 「AIoTクラウドの『WIZIoT（ウィジオ）遠隔監視』サービスが現場DXを支援する新機能の提供を開始｜ニュースリリース：シャープ」. https://corporate.jp.sharp/news/241218-a.html, (参照 24-12-20).

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