RX Japanが展示会のDXを推進、来場者情報のデジタル化でマーケティング効果が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

RX Japan株式会社は、展示会のデジタルトランスフォーメーション推進による効果向上を目指し、デジタル形式での来場者誘致システムを2024年12月20日に公開した。従来の紙の招待券から招待用URLへと形式を変更することで、出展社は事前に来場予定者の情報を把握できるようになっている。^[1]

展示会会場では来場者バッジ読み取り機能を搭載したスマートフォンアプリを導入し、名刺情報のデジタル化による効率的なリード獲得を実現している。アプリを活用した企業の中には3日間で3000件のリード獲得に成功した事例もあり、デジタル化による具体的な成果が表れ始めている。

さらにアプリ内では出展社独自のアンケート項目を設定可能で、製品への関心度や注文予定数などを効率的に収集できるようになった。収集したデータを活用して新製品開発に成功した企業もあり、展示会が営業の場からマーケティングの場へと進化を遂げている。

項目	詳細
開催時期	2025年1月15日～17日、7月2日～4日、9月24日～26日
開催場所	東京ビッグサイト、インテックス大阪
主なDX機能	招待用URL、来場者バッジ読み取りアプリ、アンケート機能
対象製品	雑貨、美容、ファッション、推し活アイテム、インバウンド向けグッズ
主催	RX Japan株式会社

デジタルトランスフォーメーション（DX）とは、デジタル技術を活用して業務プロセスや顧客体験を革新的に変革することを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

展示会におけるDXは、デジタル技術を活用して来場者情報の収集や分析を効率化し、マーケティング活動の高度化を実現する取り組みである。従来の紙ベースの業務からデジタルへの移行により、リアルタイムでのデータ収集や分析が可能となり、より効果的な展示会運営が実現できる。

展示会のDX化によって、出展社は効率的な顧客情報の収集と分析が可能となり、マーケティング活動の質が大幅に向上している。特にアプリを活用したリード獲得の効率化は、従来の名刺交換による方法と比べて格段に効率的であり、出展社の満足度向上にも寄与している。

今後の課題としては、収集したデータの有効活用やプライバシー保護の観点からの適切な管理体制の構築が挙げられる。また、デジタル機器の操作に不慣れな来場者への配慮も必要であり、従来の紙ベースの対応との併用を検討する必要があるだろう。

展示会のDX化は、単なる業務効率化に留まらず、新製品開発や市場分析にも活用できる可能性を秘めている。出展社と来場者双方にとって、より価値のある展示会となるよう、継続的な機能改善とユーザビリティの向上が期待される。

^ PR TIMES. 「【営業の場から”マーケティングの場へ"進化】展示会×DXの台頭で出展成果に差が生まれ始める | RX Japan 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001546.000026157.html, (参照 24-12-22).

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