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公開：2024-12-26

パナソニックBOOST CONTESTにNIJINアカデミー生が特別審査員として参加、不登校児童生徒による新たな視点での評価に注目

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• NIJINアカデミー生がパナソニック社内起業家プログラムに審査員参加
• 小学生がNIJINアカデミーについてプレゼンテーションを実施
• 介護用自動お風呂の新規事業がNIJINアカデミー賞を受賞

NIJINアカデミーの小中学生がBOOST CONTESTに特別審査員として参加

株式会社NIJINが運営する不登校オルタナティブスクールNIJINアカデミーは、2024年12月14日にパナソニックホールディングスの社内起業家プログラムBOOST CONTESTに特別審査員として参加した。このプログラムは社内の挑戦者たちを支援する9日間のプログラムとなっており、パナソニックから社会を変革する人材を生み出すエコシステムの構築を目指している。^[1]

NIJINアカデミーからは小学4年生と5年生の児童が自作のスライドを使用してプレゼンテーションを行い、NIJINアカデミーの特徴として年齢性別関係なく話せる環境や興味深い授業内容、教師と生徒の良好な関係性について発表を実施した。パナソニックの社員からコメントをもらうなど、貴重な経験となっている。

NIJINアカデミーの小中学生が選んだグランプリは介護用自動お風呂の新規事業を発表した社員で、特に小学2年生の生徒から水滴除去機能などの革新性について高い評価を得ることとなった。一方でBOOST CONTESTのグランプリはエアコンの自動調整に関する新規事業となり、ビジネス視点の違いを学ぶ機会となった。

NIJINアカデミーの概要まとめ

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オルタナティブスクールについて

オルタナティブスクールとは従来の学校教育とは異なる教育方法や理念を持つ教育機関のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 個々の生徒に合わせた柔軟なカリキュラム設計
• 少人数制による丁寧な指導体制
• 生徒の主体性や創造性を重視した学習環境

NIJINアカデミーでは不登校の小中学生を対象に、多層的な心理的安全性や一流教師による対話的な授業、子ども主体のプロジェクトなどを通じて学びの機会を提供している。2024年10月時点で希望する生徒の9割以上が在籍校の出席認定を獲得するなど、学校に代わる学びの選択肢として高い実績を上げている。

パナソニックBOOST CONTESTに関する考察

パナソニックの社内起業家プログラムに不登校児童生徒が審査員として参加したことは、多様な視点でのビジネス評価という観点で非常に意義深い取り組みだ。特に小学生の視点から介護用自動お風呂の新規事業が高く評価されたことは、ユーザー目線での製品評価の重要性を示している。

今後はこのような企業と教育機関の連携がより一層重要になってくるだろう。実際のビジネス現場に触れることで、児童生徒たちの視野が広がり、将来のキャリア選択にも良い影響を与える可能性が高い。さらに企業側にとっても、純粋な視点からのフィードバックを得られる貴重な機会となるはずだ。

このような取り組みを継続的に実施することで、教育現場と企業の相互理解が深まり、より実践的な学びの場が創出されることが期待される。特に不登校児童生徒にとって、社会とのつながりを実感できる機会となり、自己肯定感の向上にもつながるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【Panasonic×NIJINアカデミー】不登校児が、社内起業家育成プログラム最終ピッチに特別審査員として参加！ | 株式会社NIJINのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000369.000099150.html, (参照 24-12-26).

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