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公開：2024-12-26

ブレーンセンターがJICAと連携し外国籍人材の活躍を紹介、日本企業のグローバル展開を支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 株式会社ブレーンセンターがJICAと連携した記事を3回公開
• JICAと日本企業をつなぐ元JICA留学生の活躍を紹介
• 第1回は株式会社ジオサイエンスのHakimさんを掲載

JICAと日本企業による外国籍ビジネスパーソン活躍支援の取り組み

株式会社ブレーンセンターは地球・社会の持続可能性に向けた取り組みとして、2024年12月25日にJICAと連携したWebメディア「Perspectives」の新企画を発表した。JICAの開発大学院連携プログラムを通じて来日した元留学生の活躍を3回にわたって紹介することで、日本企業のグローバル化促進と人材の多様化を推進していく。^[1]

JICAの開発大学院連携プログラムは母国の行政官や研究者、民間人材を日本に招き、欧米とは異なる日本の発展経験と知見を提供している。JICA留学生は日本での学びを通じて母国の発展に貢献する一方、公的機関や企業とのネットワークづくりを通じて日本との架け橋となることが期待されているのだ。

第1回目の記事では九州大学の工学部地球資源システム工学を修了し、株式会社ジオサイエンスで活躍するアフガニスタン出身のHakimさんを紹介している。Hakimさんは地球物理学の専門知識を活かし、再生可能エネルギーの開発地探しや地質調査・分析業務に従事しているのだ。

JICAと日本企業による人材育成プログラムの概要

地球物理学について

地球物理学とは、地球の物理的性質や現象を科学的に研究する学問分野のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 地球内部構造や地質調査による資源探査
• 再生可能エネルギー開発に向けた適地分析
• 地球環境変動のメカニズム解明

Hakimさんは九州大学で地球資源システム工学を専攻し、JICAの中核人材育成プロジェクトを通じて専門性を高めた。現在は株式会社ジオサイエンスで再生可能エネルギーの開発地探しや地質調査・分析業務に従事している。

JICA開発大学院連携プログラムに関する考察

JICA開発大学院連携プログラムは、日本の発展経験を活かした独自の人材育成モデルとして注目に値する。非欧米から先進国となった日本の経験は、多くの開発途上国にとって有益な学びとなり、プログラムを通じて育成された人材が母国の発展に貢献することが期待できるだろう。

一方で、留学生の受け入れから就職支援までの一貫したサポート体制の構築が今後の課題となる。特に日本企業での就職を希望する留学生に対しては、キャリアパスの明確化や企業文化への適応支援が必要不可欠だ。

今後は日本企業のグローバル展開において、JICA留学生出身者が重要な架け橋となることが期待される。母国と日本の双方を理解する人材として、ビジネス面での関係強化にも大きく貢献するだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「JICA留学生」出身の日本企業で活躍するビジネスパーソンを全3回にわたって紹介 | 株式会社ブレーンセンターのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000101181.html, (参照 24-12-26).

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