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公開：2025-01-30

サンワサプライが新型SD/microSDカードリーダを発売、スライド式キャップでキャップ紛失問題を解決へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• サンワサプライが新型カードリーダを発売
• USB Type-A/Type-C接続の2モデルをラインナップ
• スライド式キャップ採用で1,680円の価格設定

サンワサプライの新型SD/microSDカードリーダ発売詳細

サンワサプライは、SD/microSDカードリーダとしてUSB Type-A接続の「400-ADR335GM」とUSB Type-C接続の「400-ADR336GM」を2025年1月28日に発売した。両モデルともにスライド式のコネクタキャップを採用し、キャップの紛失防止とストラップホールを備えた設計になっている。^[1]

新型カードリーダは、USB 3.2 Gen 1準拠のUSBコネクタを採用することで高速な転送速度を実現し、最大1TBまでのメディアに対応している。メディアの認識時は点灯、読み書き時には点滅するLEDインジケータを搭載することで、動作状況を視覚的に確認できる仕様となっている。

両モデルは、Mac、Windows、Chrome OSに対応し、幅広いプラットフォームでの使用が可能になっている。本体サイズは400-ADR335GMが67×20×11mm、400-ADR336GMが60×20×11mmで、重量はそれぞれ約11gと約9gとなっている。

新型SD/microSDカードリーダの仕様まとめ

USB 3.2 Gen1について

USB 3.2 Gen1とは、USB規格の一つで、データ転送速度が理論値で5Gbpsを実現する高速な通信規格のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 最大転送速度が5Gbpsと高速な通信が可能
• USB 2.0との下位互換性を維持
• 高速データ転送と電力供給を同時に実現

USB 3.2 Gen1は、大容量のデータ転送に適しており、SDカードやmicroSDカードの読み書きにおいて高速なデータ転送を実現する。今回発売されたカードリーダは、このUSB 3.2 Gen1規格に準拠することで高速なデータ転送を可能にしている。

SD/microSDカードリーダに関する考察

スライド式キャップの採用により、従来のキャップ式カードリーダで課題となっていたキャップの紛失リスクを解消している点は高く評価できる。また、USB Type-AとType-Cの2モデルをラインナップすることで、新旧さまざまな機器での利用に対応できる柔軟性を持たせている。

今後の課題として、UHS-II規格の高速転送には対応していない点が挙げられるため、プロフェッショナル向けの高速転送対応モデルの開発が期待される。また、複数のメディアを同時に読み書きできるマルチスロット対応モデルの展開も、ユーザーの利便性向上につながるだろう。

ストラップホールの装備は、モバイル利用時の紛失防止に効果的だが、ストラップが付属していない点は改善の余地がある。今後は、ストラップ付属モデルやワイヤレス通信対応モデルなど、ラインナップの拡充に期待したい。

参考サイト

1. ^ サンワダイレクト本店. 「USB A カードリーダー スライド式 キャップ SDカード microSDカード USB5Gbps コンパクト ガンメタリック 400-ADR335GM | 通販ならサンワダイレクト」. https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-ADR335GM, (参照 25-01-30).

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