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公開：2025-01-31

NPO法人eboardが信州型フリースクール認証制度の研修プログラムを開発、県内のフリースクール支援体制が強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 長野県が信州型フリースクール認証制度を開始
• NPO法人eboardが研修プログラムの提供を担当
• オンライン・対面形式の研修を2024年11月から開始

信州型フリースクール認証制度の研修プログラムを開始

長野県は不登校児童生徒の学びの場を確保するため、信州型フリースクール認証制度を2024年度より実施することを決定し、NPO法人eboardが研修事業業務を受託した。県内のフリースクール等を対象とした研修プログラムを2024年11月より提供開始している。^[1]

研修プログラムは受講者が自由なタイミングで視聴できるオンデマンド動画によるオンライン研修と、受講者同士が意見を交換しながら学びを深める対面研修の2つで構成されることになった。この制度により、一定の基準を満たす県内のフリースクール等民間施設が認証され、運営経費への補助や体制支援が実施される見通しである。

運営に関するテーマとして、フリースクールにおける安全管理や不登校支援に関する制度理解、学校との連携等の講座が提供されることになっている。また支援に関するテーマでは、こどもの権利や発達障害への理解、ソーシャルワーク等の講座に加えて、個の学びや協同的な学びなど、学習に関連した講座も含まれている。

信州型フリースクール認証制度の概要

フリースクールについて

フリースクールとは、不登校児童生徒等の多様な学びの場として機能する民間の教育施設のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 従来の学校教育とは異なる柔軟な学習環境を提供
• 個々の児童生徒に合わせた学習プログラムを実施
• 居場所としての機能も持ち合わせている

文部科学省の2023年度調査によると、不登校状態にある小中学生は34万人以上にのぼり、過去最多を記録している。約3割の子どもが相談・指導等を受けていない状態であることから、フリースクールのような学校外の学びの場の重要性が高まっているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「NPO法人eboard、長野県「信州型フリースクール認証制度」創設に伴う研修プログラムの提供を開始 | NPO法人eboardのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000070582.html, (参照 25-01-31).

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