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公開：2025-02-21

ライカジオシステムズが室内測定向けLeica iCON tradesを発表、6DoFテクノロジーで高精度測定を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ライカジオシステムズが室内測定向け新ソリューションを発表
• Leica iCON tradesとLeica vPenで高精度測定が可能に
• AIとコンピューテーショナル・フォトグラフィを活用

ライカジオシステムズのLeica iCON tradesソリューション発表

ライカジオシステムズ株式会社は、室内測定とデジタルテンプレート作成に特化した新しいLeica iCON tradesソリューションを2025年2月20日に発表した。このソリューションは、キッチンや階段、ドア・窓などの高精度測定を可能にするソフトウェアとLeica iCON iCS20およびiCS50センサーから構成されており、内装工事における2D/3D測定プロセス全体をカバーする革新的な製品となっている。^[1]

Leica iCON tradesソリューションとLeica vPenの組み合わせにより、キッチンカウンターやキャビネット、傾斜のある壁、狭いスペース、隠れた測点など、複雑な輪郭や形状の測定が可能になった。6DoFテクノロジーを採用することで、ガラスや光沢のある表面などあらゆる素材の高精度測定を実現し、建設現場での作業効率を大幅に向上させている。

このソリューションは、Interior FinishingとDigital Templateの2つの主要機能を提供している。Interior Finishingでは施工図の作成からCADや生産工程へのデータ出力までをカバーし、Digital Templateでは2D/3D測定データを活用した継続的なデジタルワークフローによってエラー発生率の軽減と精度向上を実現している。

Leica iCON tradesソリューションの機能まとめ

Interior Finishingの詳細はこちら

6DoFテクノロジーについて

6DoFとは「Six Degrees of Freedom（6自由度）」の略称で、3次元空間における物体の位置と姿勢を表現するための技術を指す。以下のような特徴を持っている。

• 3軸方向の移動と3軸周りの回転を計測可能
• 高精度な空間把握と位置決めを実現
• 複雑な形状の測定に優れた性能を発揮

Leica iCON tradesソリューションでは、この6DoFテクノロジーを活用することで、ガラスや光沢のある表面など、従来の測定が困難だった素材に対しても高精度な測定を実現している。自動リロケーションや柔軟なレーザー距離測定機能と組み合わせることで、建設現場での測定作業の効率化に大きく貢献している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ライカ ジオシステムズ、室内測定とデジタルテンプレート作成に特化した新しいソフトウェアベース/AI対応ソリューションを発表 | ライカ ジオシステムズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000006745.html, (参照 25-02-21).

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