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ハーマンがDolby Atmos対応の新型サウンドバーEnchant 900を発表、高品質な3D音響体験を提供

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Harman Kardonから新サウンドバー2製品を発表
  • Enchant 900とEnchant Subを2月27日に発売
  • Dolby Atmosに対応した5.1.2chサウンドシステム

Harman Kardonの新型サウンドバーが登場

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「Harman Kardon」から、オールインワン・サウンドバー「Enchant 900」とワイヤレスサブウーハー「Enchant Sub」の2製品を2025年2月21日に発表した。両製品は2月27日より販売が開始される予定だ。[1]

Enchant 900は9基のスピーカーを搭載した5.1.2chシステムで、Dolby Atmosと独自技術のMultiBeamに対応している。壁の形状や素材、部屋の大きさに合わせてサウンドを自動補正するキャリブレーション機能と、映像作品の音声を際立たせるPureVoiceテクノロジーを実装したことで、より没入感のある音響体験を提供することが可能になった。

Enchant Subは底面にリフレクターを搭載したワイヤレスサブウーハーで、設置場所の素材や状況に依存せずに正確な低域再生を実現している。統合型アプリ「Harman Kardon ONE App」による一元管理にも対応しており、ユーザーは直感的な操作で高品質なサウンドシステムを制御できるようになった。

新型サウンドバーの仕様まとめ

項目 詳細
製品名 Enchant 900 / Enchant Sub
発売日 2025年2月27日
スピーカー構成(Enchant 900) 55×75mm楕円形ドライバー×4、25mm径ツイーター×3、63mmアップファイアリングフルレンジドライバー×2
出力 Enchant 900: 195W / Enchant Sub: 100W
対応規格 Dolby Atmos、MultiBeam、WiFi、BluetoothHDMI-ARC/eARC
価格 Enchant 900: 77,000円 / Enchant Sub: 55,000円

Dolby Atmosについて

Dolby Atmosとは、立体音響技術の一つで、従来の平面的なサラウンド音響とは異なり、上下左右全方向から音を出力することで、より没入感のある3D音場を実現する技術である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 垂直方向を含む全方位の音の定位が可能
  • 最大128チャンネルの同時出力に対応
  • オブジェクトベースのサウンド制御により、より正確な音の位置付けを実現

Enchant 900はこのDolby Atmos技術に対応しており、独自のMultiBeam技術と組み合わせることで、コンパクトな筐体ながら立体的な音場を実現している。上部に搭載された2基のアップファイアリングスピーカーにより、天井からの反射音を利用した高さ方向の音響効果を生み出すことが可能だ。

参考サイト

  1. ^ Harman Kardon. 「Harman Kardon Enchant 900 | MultiBeam™とDolby Atmos®を兼ね備え、9基のスピーカードライバーによって実現する再現力の高いオールインワンサウンドバー」. https://jp.harmankardon.com/ENCHANT-900.html?dwvar_ENCHANT-900_color=Black-Japan-Current, (参照 25-02-22).

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